各塾で算出される偏差値。
当然ながら、受験者の性質や母数が違うので、
算出される偏差値が違う。
1月の早稲田アカデミーの保護者会での説明についての
認識も重要.
どのような子が、どの塾の偏差値を検討すればよいかをメモ。
■最難関を目指す子
当然、最優秀層が数多く集まるサピックスの偏差値表と
サピックスでの模試結果となる、が、
それよりも重要なのが、サピックスでの通常授業のコース(と順位)。
(できれば、自分の校舎と他校舎とのレベル差についても把握しておきたい)
特に5年後半から6年生時のコース分けでどこに位置付けているか、が
模試よりも、合否の確立を見定めるのに一番有効な判断材料となる。
※サピックス学校名付きの講座におけるクラス順位、席順位は最も信憑性が高いものになるだろう
■難関を目指す子
最難関は視野に入れておらず、難関を目指している子には、
四谷大塚の偏差値とテスト結果が参考になるだろう。
ここで最上位層を目指していくことで、合格率をあげていくことができるし、
受験校を決める材料として良い。
■偏差値的には上記以外の子
難関は視野に入れておらず、環境や状況に合わせた学校選びをする子には、
首都圏模試が最適だろう。
難関、最難関に向けた模試では、十分な考察や実力値(単元の穴)を得るための材料を得ることができず、
参考にならないものとなる。
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つまりは、同じ学校を目指すライバルがどの塾に、模試にたくさんいるか。ということ。
子の成長や学習の習熟と共に、模試も最適化常に図っていかないと
見誤ることになる。