不思議と感傷的になる
「売り込まない集客プランナー」の酒井です。
私は売り込みがメインの仕事をした事があります。
それは某大手流通グループに勤めていた時のことです。
紳士向けスーツの販売員をしていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170131/11/kiraware-marketing/7e/ad/j/o0640042713857777136.jpg?caw=800)
接客販売と呼ばれてる職種で、
一言でいえば
「しっかり接客してスーツを売ってこい!」
って感じです。
辛かったです。
だってお客さんが本当に欲しがってるかどうか、
少し話していると分かりますからね。
それをこちらがゴリ押しして買ってもらう事が
心情的に出来なかったのです。
売り上げのいい販売員は、
「いい商品だと信じれていないから
最後の押しができないんじゃない?」
と言ってきたこともありました。
それはきっと正しいことなのでしょう、
彼にとっては。
でも私には正しいとは思えなかったのです。
結局1年たらずで他の売り場に異動になりました。
そのビルの70%くらいが直営店だったので、
私は接客が必要ない平場と呼ばれている
低価格のカジュアルアイテムを扱っているお店です。
もともと自分の考えたことを試したくなるタイプで、
商品の陳列を自分なりに工夫しました。
すると前年対比183%という、
本部が騒つくくらいの売り上げが出たのです。
今思えば、その時にやっていた事が
マーケティングだったと思います。
接客販売員の多くは
「お店に来たお客さんに買ってもらう事」
しか考えていない事が多い用に感じていました。
でも私は接客ができないタイプのお店だからこそ、
接客の必要性が無いように陳列を工夫しました。
時にはディスプレイしている商品の組み合わせを
そのままを買ってもらったこともあります。
自分が手がけた商品の組み合わせを
選んでもらった時の喜びは格別でした。
こんな経験があるからこそ、
【売り込まない集客や販売ができる】
と信じられるのです。
「お客様にどんなメッセージを発信すればいいのか」
「どうすれば、お客様の方から買いたいと言ってもらえるか」
きっと売り込まないと成約しないのであれば、
何か理由があるはずです。
ネット集客についてなら、
この内容が参考になると思います。
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