こんにちは!
高橋ゆきです
私のブログでは、自分と向き合う
自分を愛する・大切にする
という事をよく書いていますが
その中で感情がキーワードになてきます
では、この感情とは何ぞや?
という事をまとめてみたいと思います
感情とはよく心で作られていると
思われがちですが
心ではなく脳で感情は作られています
では、なぜ脳は感情を作るのか?
脳の中で、感情の形成に関わる部位のうち
一番重要なのは“扁桃体(へんとうたい)”です
扁桃体は、何かを見たり聞いたりしたとき、
それが生存に関わる重大なものであるかを
一瞬のうちに評価します
(一部抜粋)
命を守るための生存本能と
過去の経験を元に危険に対処したく
なるような信号を作り出すのです
命の危険を回避するために
気付いて!という脳からのメッセージが
感情なのです
感情には1次感情と2次感情があって
【1次感情】
自分が本当に感じてる感情
赤ちゃんが表現しているような
純粋な『喜怒哀楽』のような感情
・落胆、失望、不安、心配、寂しさ 疲れた etc・・
【二次感情】
一次感情を感じたことによって発生する感情
・恥 孤独 怒り 罪悪感 etc・・
一次感情のコップが一杯になっている
(精神的に余裕がない)と「怒り」の
導火線が短くなります。
『例えば、夫が会社の飲み会で終電
過ぎても帰ってこない
駅まで迎えに行くつもりで起きて
待っているのに連絡がない
どうしたんだろう何かあったのかな』
一次感情としては 心配・不安 だったのが
だんだん『何も連絡がないなんて怪しい』
『浮気でもしてるんじゃないかな』
と考えてしまい不安に不安がつのって
怒りに代わるっといったのが二次感情です
この二次感情の部分が
対人不安や人間不信など
「生きづらさ」につながっています
この怒りの感情は感情の中でも
居心地が悪く一番エネルギーを使う
とても疲れる感情なんですね
「怒り」は、自分が物理的・精神的・社会的
に攻撃されたと感じている状態です
目の前の脅威に対して攻撃や威嚇をすることで
自分を守ろうとするための感情なのです
「怒り」は、実際に自分に起こる出来事以外
でも感じます
ニュースを見てて、「これは間違っている」
と感じて腹が立つこと、ありますよね
「~するべきだ」という自分の価値観から
外れたことに対しても、人は怒りを感じます
怒りには4つ目的があります
・誰かに自分の権利・立場を奪われそうになったとき
・相手を自分の思いどおりに動かしたいとき
・交渉などで相手よりも優位に立ちたいとき
・正しい(と自分が思っている)ことを教えてやりたいとき
どの目的で怒りを発動させたのか?を見つめてみると、
一次感情が見つけやすくなります
『当然飲みに行ったら終電で帰ってくるべき!』
と怒りを発動させて
『自分の思い通りにならない!』と怒り
『いつまでほっつき歩いとったんじゃ!』
『ぼけーーーっ!』
と、怒りを投げつける
これでは相手に伝わらないですよね
心配・不安だった感情に色々なものを
くっつけてしまうという事です
一次感情は本当に感じている感情なので
本当はどうしたかったのか
にたどり着くことが大切なのです
この場合だと、
『私は何も連絡がなかったから心配したよ』
と伝えたら、お互いに嫌な感情で終わる事は
無かったという事です
怒りの仕組みが分かると
冷静に自分を見ることができてきます
是非活用してみてください
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