このところ、蝶や蛾の幼虫が跋扈するシーズン。
いたるところで、いろんな幼虫をみることができます。
(目の保養にバラの写真を)
男児育成中の我が家、当然、昆虫観察はかかせない。
虫発見の速報と共に、名前の検索が要求されます。
名前が分からないうえに、子供達の記憶を頼りに検索させられるわけで、
とはいえ、一通りの幼虫のデータは頭にインプット済なので、
ある程度の予測をたてて検索。
「黒い。水玉模様がある。しっぽみたいなんある。」
以上の情報から、おおよそ、ススメガの幼虫であろうことを推測。
結果、「セスジスズメ」で正解。
ホウセンカ、サトイモなどを食害するので、要注意。
学校のホウセンカに沸いていたそう。
さっそく先生に報告すると、プリントアウトして学校へもっていきました。
蛾の幼虫に限らず、幼虫は基本的に食が旺盛。
気を付けないとあっという間に木が丸坊主になります。
我が家では相変わらず、アゲハの幼虫が食害中。(放置)
さて、続いてのキーワード
「蛹 とげ 光る」
です。
こちらはツマグロヒョウモンです。
幼虫も、毛虫のような見た目ですが、蝶ですね。
蛹のトゲトゲが光る珍しい蝶です。
学校の花壇でこちらも発見とのこと。
蛹、全体が光るのはオオゴマダラです。こちらは珍しいので、京都でしたら、
青少年科学センターなどで観ることができます。
今週は、思いがけず山へ出かけることがあり、それも夜に山へという
特異な状況で、
なんと、オオミズアオの成虫に会うことができました。
今まで写真でしかみたことがなかったので、なかなか貴重でした。
蛾ですが、とてもきれいな淡い水色をした蛾で、成虫は飲食する口が退化しており、
飲まず食わずで過ごすそう。
子供達が「残念な生き物や。」と言っていましたが、
たしかにそうとも言えるかもしれないです。
今の時期にしかあえない昆虫、
お子様の昆虫探しにお付き合いできる方はしてみてください。