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告白されました〜

☆めろんライフストーリー11☆

の続きです 





小さなころから

猫を飼っていた。

私は猫が大好きだった。

外に自由に出入りし、夜には家にいる猫だった。

自由なので

何度も、はらんで帰ってきて(笑)

その都度、子猫が生まれる。

全部の命は飼えないから、飼い主を見つける。

そのお別れがつらくて

誰かにもらわれていくときは悲しくて泣いていた。

全部覚えてないけれど、

父におんぶされて、

その背中で静かに泣いた記憶は残っている。

父は私が泣くのが分かっているので

黙って察してくれていた。


振り返ると、あの時はここまでわからなかったけど

全てやさしさと愛だったんだなと氣づく。





絶えず、猫がいる生活だった。

三毛猫、茶色、真っ黒

いろんな猫との出会い。

猫の寝床は

お風呂場やトイレのあるところだった。


ドアもしめているのに、夜中に、

ジャンプして丸いドアノブを

両手の肉球でひねり

リビングに脱出!


そして今度は階段につながるドアをひねり

二枚のドアを突破し、

階段を猛スピードで駆け上がり、

部屋のドアを開けっ放しで

寝ている私の部屋のベットに来る。


そして、私のベットの上で朝まで寝る。

夜中に、ゴロゴロいってる声で目が覚めて、

足元に来ていることが分かったときはびっくり!!


どうやってきたの?!

でも、それが分かってからは、

ジャンプしてドアノブを

ひねって開けようとしている音で

目が覚めるようになって、

部屋まで来るのを見届けてから

また寝るようになった。

もちろん寝たふりで。(笑)


なんて愛おしいんだ。

猫と一緒に寝た。私の癒しだった。







外に自由に出入りするので、

親が気づかず

車でバックしてひいて死んでしまった猫もいた。


そして、毎朝バスで学校まで通う私たちを

見送るかのように道路まで出てくるときもあった。

車にひかれるのが怖くて危なくて、

朝の時間

外にあるトイレに入っててもらうこともあった。

そして、学校に行ったら

母にそこから猫をだしてもらう生活。

(お寺の敷地にお客さんに使ってもらうトイレ小屋があり、便器が二個ありトイレのスペースは広かった。)

 

ある朝

いつものようにおいかけてくる猫を

トイレにいれた。

入れたというか、待たせてた。


猫をトイレに入れたことを言わなくても

母が出してくれると思っていた私は

何も言わなかった。


その日、猫は帰ってこなかった。


次の日から

三日間よその猫をたくさん見たり

あまり覚えてないけど

不思議だなって思うことがたくさん起きた。


そして、氣づいた。




つづく〜



猫から教えてもらったこと〜
☆ライフストーリー13
こちらが続きです



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