読んでいただきありがとうございます
続きです。
私は
保育所での昼寝の時間が苦手だった。
簡単に眠れない子。
いつもじゃなかったと思うけど
眠れなかった記憶が強い。
先生が無理やり
寝かそうとしているのもわかるし。
私が寝ていないとわかると
必ず隣にきて横に寝てくる先生。
今思えば、先生との信頼関係が
できていなかったんだなって思う。
そんな状態で余計に眠れるわけがない!
そんな私は
寝たふりという技を身につけた。
しかも、顔が見えないように
毛布で顔を隠すか、顔を伏せて寝たふりを。
幼児ながらそんな日々を送っていた。
きっと私は
回りの子たちと同じじゃなかったと思う。
でも協調性はあったと思っている。
きっと周りを見て
おとなしくして合わせていたのだと思う。
そこに、自分は いた?
どこにもいないね。
自分というものを
隠して生きるようになっていた。
つづく〜