「お金」というのはこの地球上で人間だけにある概念。
だから、それは人間にしか生み出すことができない(通用しない)ものでありエネルギー。
お金は人間が運んでくる。
だから、人間=お金💰とも言える。
お金儲けをしたければ、どれだけ大衆意識に迎合し、人々の求めるものを知るかだ。
大衆=大多数だから、どれだけ多くの人の心を掴む、虜にする、もしくは中毒にするかが鍵になる。
お金のためになら、それが良い悪いという判断は二の次三の次のずっとその後だ。
麻薬といったものが横行するのはそういう価値観から。
それが世の中を不幸にすることでも、地球環境を破壊することでも、殺し合うためのものでも、人々が欲しいと言うなら与える。
だから、世の中を良くしたいという思いとお金儲けは相性が悪い。
大衆というのは総じて浅慮なものだし、世の中を良くしたいという思いは高尚なものだから。
大衆が高尚なら、今現在こういう世の中にはなっていない。
そして、そんな世の中を変えるには、これまでと同じ考え(価値観)の中にいては無理で、その枠の外へ出なければいけない。
けれども、枠の外の考えというのはなかなか大衆の意識に反映されづらい。
これまでにない(見慣れない、馴染みのない)価値観を出してきたところで、それをキワモノ扱いするか、陰謀論とか言って反発したり炎上するならまだマシ。
それはまだ、大衆の概念の枠の範疇内にあるということだから。
そのさらに外にあるもの、大衆が認識できていないところのものを与えたところで、それを理解して受け取れる人間はほぼ皆無ということだ。
だから、世の中を変えるために本当に必要なことはお金にならない。
それが自分にとって有益か、価値がある(都合が良いか)と思うものにしか人はお金を出さないから。
大衆が見向きもしないものはお金にならないのだ。
だから、お金がないと生きていけないと思っている人間に世の中を変えよう、良くしたいと思ってもできない。
あくまでお金ありき。
お金儲けができる前提での活動しかできない。
それが、世の中が一向に良くならないジレンマ。
だから、もうこんな世界は嫌だと本気で大衆が考え出すまで、この世界を破壊して(崩壊させて)行く他ない。
こんな世界はおかしい、どうかしているという、自分の身の上に降りかかる火の粉によって、自分自身で目覚めて行くしかないってことだ。