資本主義社会とは、その名の通り資本(元手)が核となる社会。
ここの陣地取ーった!
いち早く、陣地(元手)をより多く取った人、持っている人が有利な社会。
だから、何でも「一番乗り」というのがとても大事。
先に、少しでも多く「取ったもん勝ち」の世界だから。
出遅れて後発になったものは、下克上のように、力ずくでもって、その陣地を奪うしかない。
そして、いつも暴力的解決では、命がいくつあっても足りないということで、それを回避するのに「お金」というものが使われるようになった。
陣地(土地)やお金を既に「持っている」ことが、最重要事項の世界。
もともとの資本も無いし、知恵も腕力も無い、他人から奪えない、お金を稼げないものは、永遠に成り上がれない世界。
それが、私たちが暮らしているこの資本主義社会という世界。
有るものと無いもの。
搾取する側とされる側。
貧困や奴隷となるものがいないと成り立たない世界。