情報を知れば知るほど。
思い込みができる。
それが本当のことかどうかも分からないのに、ほーそうなんだと真に受ける。
そして、それが正しいことだと思い込む。
それで、自分の中に新たな枠、制限ができる。
これってこういうものだよ。
それはそうじゃない、こうだよ。
そう言って、したり顔になる。
知ることって。
知ってることって。
意外と不自由で、全然良いことじゃないかも。
その知識に振り回される。
その情報に振り回される。
本当のことかも分からないのに。
その本当のことかも分からない思い込みを、他人に強要し出したりする。
私たちは、知識があることが偉いことだと思っている。
知っていることが偉いことだと思っている。
だから、知らないことをばかにする。
知らない人をばかにする。
賢くなりたくて、私たちは何でも知ろうとする。
世の中の情報を何でも知っていようとする。
それって、自ら不自由、制限の枠の中に飛び込んで行っていることなのかも。