困っている人を、不幸な人たちを救ってあげたい、
そういった高尚な理念を掲げて活動をされている、世の中の皆さんに悲しいお知らせです。
この世を善悪で区切るなら、いわゆる善側の人たちですね。
この世界には作用反作用の法則というのがあります。
それに基づいて考えるとするならば、そういった世の中を良くしたい!という思い(エネルギー)が強ければ強いほど、反作用が働いて、そうでない現実も作られます。
そうやって世の中のバランスが取れています。
いわゆる陰陽ですね。
事実、世の中に不幸な人たちがいなければ、悪である世の中がなければ、あなたの良くしたい!という願望は果たせないのです。
別の言い方をすれば、悪い世の中だからこそ、あなたは善い行いができるという訳です。
なぜなら、善い世の中で善いことをする意味がありませんからね。
あなたは、この世界の在りようを嘆いているのかも知れませんが、言い方を変えれば、あなたのその思いがこの現実を作っているとも言えるのです。
例えば、ヒーラーの仕事をしたいなら、まずは癒される人たちの存在が必要です。
常に癒されない人たちがいなければ、あなたの仕事(願望)は成立しないのです。
それには、今の世界がまさに格好の好条件なのですね。
そして、あなたがヒーラーであり続けるためには、このままの現実である必要があるです。
世の中が良くなっては困るのです。
悲しいですが、それが現実です。
悪い人たちは何も悪くなかったのです。
私たちの良くしたい!というエネルギー(光)が陰を作り出している。
その作用反作用の法則によって出現している悪い人たちだったのです。
それだけの話だったのです。
気負う必要はなかったのです。
◯◯のため!なんていう大義名分も必要ないのです。
自分の欲に忠実であって良いんです。
自分がこれがしたい、やってみたい、これが好きだから。
そんな素直で単純な気持ちで生きれば良かったのです。