そこで昨日、衝撃的な報告があった。
デンちゃんが亡くなったのだ。
田んぼに、チューピタの粘着剤まみれで捨てられていた仔猫。
その仔猫をタイピーさんが保護して、米ぬかで毛がふわふわになって、激おこでシャーシャーと威嚇しかしなかったのがデレ始めて、その様子が注目されて、登録者数もみるみる増えていった。
そして、ついこの間、マツコデラックスさんのゲストでのテレビ出演まで果たしたのに。
(今となっては良い思い出。ブリリンデンの3匹連れて東京まで行ったの?!って思ったけど、出ておいて良かったよね。)
佐渡の田舎の何でもないスローライフ、魚釣りに犬と猫と畑作りとその自然の様子を撮ってるだけのこのチャンネルが、いつの間にか登録者数50万人突破。
一体どうなって行くんだろうと、一抹の不安も感じていた。
それが、この急転直下の急展開。
…ここで頭打ちになるんだろうな。
言い方は悪いけれど、デンバブルが終わった。
ほんとうに悲しいのはタイピーさん。
私も昨日からなぜかとても辛くて、書くつもりもなかったのに、気持ちの整理をしたくてこうやってブログに書いている始末。
この私の辛い気持ちはタイピーさんの感情で、私のものじゃない。
そうやってリンクを切る。
だけど…。
タイピーさんも実際のところは内心キツかったんじゃないだろうか、この思わぬ注目度に。
私たち視聴者に向かって「こんな結果になって申し訳ありません」と謝る言葉が、とても悲しかった。
なんで、ただ好きで観てるだけの視聴者に謝るのだろう、謝らなければならないのだろう。
そして、そういう対応をさせてしまうような今の世の中の空気感、世情が悲しい。
デンちゃんは突然死。
タイピーさんに落ち度はないし、どうすることもできなかった。
もし、タイピーさんに何か落ち度があって死んだのだとしても、私たちに向けて頭を下げる必要性なんてないのに。
昔はゆるゆるのup頻度だったのに、一番最初は去年のリンちゃんの発見動画辺りから、徐々に注目され始めて。
(もちろん、最初は人に観て欲しいからYouTubeを始めたんだとは思うけれど。)
「タイピー日記で毎日癒されてます」っていう視聴者の声に応えるべく、いつの間にか毎日の配信がマストになっていた。
ゆるゆるなスローライフの生活を送っているようで、毎日プレッシャーを感じていたんじゃないだろうか。
視聴者が増えるほど文句も批判もされるし、下手な映像は流せない。
いつまでこんなのが続くんだろう。
その気持ち(深層心理ね)がデンちゃんの死に繋がって行った…、なんて風にも取れなくもない。
けれども、タイピーさんのデンちゃんがかわいくて仕方ないという気持ちは観ていてよく伝わってきたし、何にせよ、デンちゃんはかわいかった。
最初はブリリン贔屓で「デンちゃんばっかり…」と言った視聴者のコメントもいつの間にか目につかなくなって行ってたし。
(まあ、タイピーさんが偏らないようにと配慮するようにもなったんだろうけど)
ほんとうに、残酷だよね。
誰かがコメントしてあったけど、「嵐のように来て嵐のように去って行ったデンちゃん」
ほんとうにありがとうね。
もうあなたの成長が見れないのは辛いけど。
そしてタイピーさん。
この悲しみを乗り越えてなんて言えないけど、その悲しみが少しでも和らぎますように。
もしかしたら、この先にまた新たな展開が待っているのかもしれないし。