ヒグマ事件と松永事件 | ゆるりのブログ

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私個人の思うこと、感じることなどを徒然に綴っています。

私の言葉がキツく当たる方はご遠慮下さい。

ネットサーフィンをしていて、北海道三毛別の羆(ヒグマ)事件の記事に行き当たった。

数年前に初めてこの事件のことを知った時の私は、あまりにショックで、その後一週間近く気分が悪かったのを覚えている。

けれどもそれは、1915年に起きたもう100年も昔の話。

それをいつまで、ついこの間起きたことのように語り継いで行くのだろう?

「北海道の開拓時代はヒグマとの闘いだった。」

そうコメント欄に書いていた人がいた。

おいおい、もともとヒグマがいた場所に、後から人間が来たんだよ。

それをどうして闘うんだ?
人間が住まわせてもらう方だろ?

その思考はまさしく、世界の大航海時代、開拓時代と重なる。

もともとその土地に暮らしていたネイティブアメリカンやアボリジニ、アイヌの人たちなどは、漏れなく迫害されて侵略された。

後から来たものが偉そうに横取り、力でねじ伏せ侵略して来たのだ。

侵略は皆んなが嫌う横取りだよ。

それで出来上がっているのが今の世界。

それが、偉そうに暮らしている今の私たちの歴史。




松永事件に続く