経済というお金の為に、必要以上の命が殺され傷つけられているこの世界。
消費期限を過ぎて棄てられる命。
私たちが食べきれないくらいに量産されているお肉や魚。
無駄な数の命の殺生。
ファッションという経済の為に、毛皮目的で量産され殺される命。
牙を取る目的だけに命を奪われるサイや象。
新薬の開発、製品の有効性や、有毒性を見るために動物実験として利用される命。
乳を出させる目的で妊娠させられる雌牛。
それで産まれた雄の仔牛は用済みとなる。
そうやって経済は循環している。
私たち人間が豊かに暮らし、お金を儲けるという目的で利用され奪われている命の数の膨大さ。
私たち人間の経済は、命の上で成り立っている。
それらはすべてこの地球上で育まれた生命たち。
それは、私たち人間のもの(所有物)ではない。
感謝すれば、どれだけ奪ってもいいということでもない。
人間も、その地球上で育まれる命の一部でしかないということだ。