嫌なことがあるとイライラしたり悲しくなったりしてしまう理由。
まあ、普通は嫌なことがあればイライラしたりするのは当たり前な感じだけれど。
嫌なことがあると、つい私が反射的に思ってしまうこと。
「私何か悪いことした?!」
私たちが思う大抵の嫌なことっていうのは、誰かから怒られたり注意されたり、意見されたり、批判されたり、自分を否定されるようなことがあったりした時。
自分の思い通りに行かない時。すんなり行かない時に思う。
私たちは、幼い頃から罪と罰の意識を刷り込まれているから、うまく行かない嫌なことがあると、無意識に自分が罰を受けているような気持ちになるのだ。
幼い頃に親や教師から怒られた記憶。
怒られることをしたお前が悪い。
怒られるのは自分が悪いからだと思ってしまう癖。
怒られてはいけない。
怒らせてはいけない。
けれど、本当のところでは自分は悪いなんて思っていない。
なぜ怒られるのか分からない。
なぜ自分が悪いのか分からない。
私は悪くない。
そのジレンマ、自分の中の矛盾にイライラしたり悲しくなったりするのだ。
私たちは罪の意識の塊だ。
世の中の規則やルールからはみ出ることは罪だという意識。
はみ出れば罰が与えられるという意識。
それは教育、宗教、道徳、常識、倫理観といったものによって刻まれる。
なぜそういうものが必要なのか。
それらのすべては、私たちを自由にさせないためのものだから。