当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。
つまり、その逆を言えば、不満の無い人は怒りを持たないということです。
今自分が抱えている怒りは、何への、どこから来る不満だろうか。
その相手(事柄)への怒りが、直接的な不満の原因ではないかも知れない。
他のことへの不満が、偶々目の前の現象にぶつけられているだけなのかも知れない。
自分が何に不満を抱いているのか。
どういう不満を持っているのか。
少し掘り下げて見てみよう。
あの人が許せない。世の中が許せない。
なぜ許せないのか。
どういうところが許せないのか。
許せないと思っているのか。
不満は、自分のこうあって欲しいという理想と現実とのギャップの差から生まれます。
怒りはそれらのバロメーター。
こうあって欲しいという自分の持つ信念を見定める指針となる。
そして、その信念は、自分を生き辛くさせるだけの、自分にとってもう必要のないもの。
無くなっても何も困らないものです。