これだけ風邪らしい風邪をひいたのは久しぶり。
最近は、夢をいろいろ見ているようなんだけれど、ほぼ覚えていない。
そんな中、昨夜の夢に、子供の頃飼っていた白文鳥が出てきた。
ある日、どこからか飛んで来て、確か兄の肩に止まった、迷子の手乗り文鳥。
真っ白な体に紅いくちばしが印象的な子。
目覚めて驚いた。
これまで、その子の夢を見た記憶は無かったから。
結構リアルで、はっきりした夢だった。
その子の名前も呼んでいた。
それ以外にもまた、子供の頃に飼っていた金魚も出てきた。
お祭りの夜店で買ってきた金魚。
その中に、口の顎が少し曲った、奇形のような子がいた。
その子がいた。
どうしたことだろう。
大人になってからは、思い出すこともなかったような子たち。
子供の頃の記憶が整理されているのだろうか?
不思議。
でも、白文鳥の子に会えたのは嬉しかったな。
とても好きな子だったから。
その子が巣の中で眠るようにして逝った顔を、不思議と今も憶えている。
そういえば、今日は下弦の月だ。