テレビの吹き替え版で。
たまたま旦那さんが録画して観てたのを途中から参加した。
衝撃だった。
キアヌリーブス主演の問題作。
そういう話は聞いたことがあったような気がした。
よくこんなの作ったな。と思ったけど、原作はアメコミとか。
それなら何でもアリか、とも思えるか。
2005年の公開時に私が観てたら、今のような衝撃も感想もなかった。
わけわからん映画。で終わってたと思う。
キリスト教は知らないし、聖書の話も知らない。
けど、ここ数年スピリチュアルに首を突っ込んで、聞き齧りでの知識は増えた。
真実はどうだか知らないけど。
主人公の「神は、瓶の中の蟻を眺めてるガキだ」と言うセリフや、大天使ガブリエルと悪魔が結託するというストーリー。
ガブリエルとルシファーが、それぞれ人間の俳優が演じているというのも衝撃だった。
ガブリエルの、「人間は人殺しやレイプなどの凶悪犯罪を犯しても、神に祈れば許される。そんな存在は人間だけだ」と言うセリフも印象的だった。
この映画では、天使と人間のハーフ。悪魔と人間のハーフがそれぞれ人間界に紛れ込んでいるという設定だった。
スピリチュアルでは、今は「統合」の時代と言われている。
天使と人間のハーフとは、つまりは天使と人間の統合。悪魔と人間のハーフとは、悪魔と人間の統合。
そして、それに続くその先はというと…。
天使と悪魔の統合。
つまり、光と闇の統合。
その作業を進める媒体としての存在が、私たち人間なのかも知れない。
もともとはルシファーも天使だったという。
ということは、天使も悪魔も元は同じということだ。
光しか知らない、闇しか知らない者よりも、光も闇も知っている者。
その両方を持っている者。
その両方を統合した者。
それが、本当の意味での、全てを包み込む慈愛に満ちた愛(存在)ということだろう。
私たちとこの世界は、統合によって、次のステージへとステップアップしようとしている。