人出の多かったショッピングセンターでお互いに気付いた奇跡。
前に会ってから一年は経ってる。
その場で、近況報告がてらの立ち話。
その子も以前に少しメンタルを病んで、今は落ち着いてるらしいけど、薬はまだ飲んでるらしい。
その他にも、その友達の会社で過呼吸になった人の話や、他の友達も20代前半から実はメンタル病んでたとか、また他の友達も最近少し様子がおかしくて心配だとか…。
実は、病んでる人って案外多いのかも。
そして、その話を聞いて、自分もメンタル疾患持ちだけど、可哀想だな、気の毒だなって思った。
病気になるっていうことは、何かしら自分を偽って生きているということ。
なんで皆そこまで無理して生きてるんだろ。
逆に、なんでそんなに無理しなくちゃ生きていけないのかな。
それも全て当人の思い込みなんだけど、そう思わされる世間の圧力ってあるよね。
そうしないと生きていけない世の中、そう思い込まされる世の中っておかしいよね。
って思った。
生きていくのは辛いこと、我慢のいること、自分を押し殺していくこと。
はみ出さないように、世間の型にはまって生きるのが、世間の価値観に合わせて生きていくのが『幸せ』なのだと言い聞かせ、思い込ませ、自分を偽って。
そんなことを思って、自分に強いて生きていく人生って悲し過ぎる。
誰の為に生きているのか。
なんの為に生まれて来たのか。
自分を偽る為にわざわざ生まれて来たのか?
そうしないと生きていけない時代もあった。
だけど、今はもうそんな時代じゃない。