宮本紀夫先生との勉強会がありました | きらり~発達障害と共に成長する家族の会~

きらり~発達障害と共に成長する家族の会~

2012年3月に東京都武蔵村山市で発足した会です。タイトル通り、本人も兄弟もパパもママも家族が発達障害を通じて色々成長していけますように・・・発達の凸凹に悩んだりもするけれど、将来何か1つ「きらっと」輝ける何かを見つけてほしい・・・そんな願いを込めています。

テーマは、「発達障害のある子の健全な育成について」
順天堂精神医学研究所での講演の一部の中で、特にきらりの保護者が知っておきたい内容について、先生の今までの取り組みやご経験をはさみながら、お話をお聞きしました。

1「特別支援教育の三つのキーワード」
「就学支援シート」
「個別の教育支援計画」
「個別指導計画」
2「コーディネーターの配置と校内委員会の開設」
3「医療と教育の狭間で」
4「学校における指導の実際と課題」
5「校内研修や様々な人に関わり」
6「就学前から就労までのシステム」
別紙:障害のある子どもの教育に関する制度の改正




以下、参加者の感想です。

・宮本先生の講演会を広く学校(支援学級)に知らせてほしいです!

・本日は、とても貴重な講演に出逢えて本当に良かったです。ありがとうございました。

・障害のあるなしに関わらず、子育てする上で、役に立つお話がたくさんありました。また、先生のお話、伺いたいです。

・先生のお話を聞いて、原点に戻った気持ちです。日々、勉強面で焦ってしまうことがありますが、ひとつひとつ積みかさねていき、社会に出て人と関わる力を育ててあげたいと思いました。

・宮本先生のお話を聞かせていただけるたびに、日頃のこどもの関わり方に気づかせてもらえます。(時間がたつとつい忘れがちですが)自立して暮らしていけるようにする為には、毎日の生活の中にトレーニング材料があるんだなーとお話を聞いて改めて思いました。

・市内の特別支援教育について、保護者と、行政、学校は距離を感じていましたが、先生が行政や学校の状況を教えてくださることにより、距離が縮まるように感じました。ありがとうございました。

・来年の進学を控えているので、就学支援シートについての話がとても参考になりました。プリントに「良いことを記録しておくこと」とありました。私は困った事やトラブルがあった時にばかり、記録していたので、実践してみようと思いました。

・大変、勉強になりました。ありがとうございました。なかなか、タイミング等合わず、きらりに参加出来ないのですが、また、茶話会や座談会に参加できたらと思います!よろしくお願いします!

・宮本先生は多摩地区の学校に詳しく、これから進路を考えていくにあたって、とても勉強になりました。
養護学校の先生だったため、現場の先生の気持ちはもちろん、私たちのような保護者の気持ちも就学委員会などで間近に接していらっしゃるためによくご存知で、私たちに対して現場の先生の努力をもっと理解してほしいという願いを私は感じました。
早期発見、早期療育がよい訳ですから当たり前のことですが、就学前~低学年の頃に聞けるともっとよかったです。今からできることを自分なりに考えていきたいです。

・先生の話はとても分かりやすく、子供たちの為に一生懸命お仕事をされているなと感じました。特に、関わってきた子供たちの成長を話して下さった時は、自分の子供もそのように成長して欲しい、いい先生に巡りあえるといいな…私も積極的に行動しなければと、我が家と重ねてしまい、ウルッときました。またお話が聞ければと思います!

・宮本先生のお話をお聞きして…個別指導計画書を就学相談から小中高と継続していけたら支援していただく本人にとっても支援する学校にとっても良いと思います。早期発見…その重要性を痛感しています。何年無駄にしてしまったのだろう。もっと早い対応をしてあげたかった。そんな思いの中、今できることをやっていますが…どうしたらよいか、と迷いナカナカ適切な対応をしてやれていないのが現状です。

・先生のように、保護者と教育委員会や文部省のつながり役をして、発達障害児のニーズに合わせた教育環境を一所懸命に考えて設定しようとしている方々はありがたいです。私は、就学支援シートのことを聞いたことはありませんでした。

・先生のお話を伺って、やはりの障害に合った「合理的配慮」の必要性を痛感しました。
個別支援計画にも早く盛り込んでいただき、その子の特性に合った配慮がなされるようになることを願います。
先生の仰った人間としてどう生きられか、を心に留めて子どもと向きあっていこうと思います。
今回もお忙しい中、私たち保護者のために素晴らしいお話をしていただき、ありがとうございました。
先生のお話はいつも子どもたちへの愛情にあふれているので、障がいを持つ子の親としていつも勇気づけられます。
また、もっと子どもとの関わりを工夫しなければと改めて考えさせられるきっかけになり、大変ありがたいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。



今後の勉強会などでは、「早く気付いてあげられなかったけれど、今からできること」をテーマのひとつにしていきたいと思っています。