Vol.737『幸せの法則はみんなすでに知っているのに使えないわけ③』
前回は、
周りを幸せにするためにあなたが我慢するのは違う、という話と、
あなたが幸せになるために周りが我慢するーこれも違う、という話をしました。
つまり、そういうことです。
本来は、みんなで幸せになるのが私たちがしている活動なんです。
これに多くの人が気づくと、本当に現実がガラッと変わるのだと思います。
でも、今は、限られた中で幸せの奪い合いをしている気がします。
以前、似たようなお店を隣にだして、お隣のお店をつぶした飲食店がありました。
「つぶされそうです」と嘆くお店も、「うちが勝つ」と思っている新米店もどちらも違います。
本当は隣同士に類似点ができたら、一緒にその地域を活性化できたら素晴らしいじゃないですか?
ますますそのエリアにおいしいものを求める人が集まってくる。
そんな場所にするのが満点の回答です。
そんな未来を描けば何も問題はないのです。
でも、皆、勝ち負けに走ってしまう。
そんな社会なら。
もしかしたら、「一人でいる状態が幸せだと感じる」人もいるかもしれません。
その感覚は否定はしませんが、それはもしかしたら、私たちが最初に保証されるべき権利の「自由を感じている」だけかもしれません。
だって、「もし、世界中の人がいなくなって、生涯一人で生きていくことになったら、幸せを感じるか?」という話になったら、難しいですよね。
人といることが苦手だと感じる人は「一人が幸せ」と思うかもしれませんが、それは普段、何かを我慢する癖があるからかもしれません。
幸せと自由を感じるのはまたちょっと違う話ということです。
人は最初は自己実現が喜びと感じるかもしれません。
自己実現は私たちが最初に成し遂げることでもあります。
でも、その先にあるのは、人とともに築くものです。
誰かと喜びを分かち合い、一人では決して創造することができない現実を生み出そうとした時、宇宙は最大限のパフォーマンスを発揮してくれるのです。
幸せは共鳴とともにあるといってもいいかもしれません。
つまり、幸せって、『理想の現実創造ができる状態』なんです。
でも、現代の人は条件で考えがち。
条件で考えるから、そのイメージに執着してしまう。
もし、あなたの幸せのイメージが、「その先、維持するのは難しそうだな」とか、「また、やったりやられたりする現実が起こってくるかな?」と思ったら、まず、そのチョイスが「条件づけの幸せ」なんだな、と気づくこと。
そこに気づくことがとてもとても大事なんだよね。
そうしたら、「じゃあ、自分は諦めたらいいのか、それとも突き進んでいいのかわからない」という質問をいただきました。
ん?
自分の望みは誰かの地位に自分がつくこと。
じゃあ、あきらめないといけないの?
それとも自己実現に向かっていくべき?
ふむふむ。
よく考えてみましょう。
わかってくると、何を大切にして、何を手放すべきかがすごく明確にみえてくるんですよ。
続きは次回へ。
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ヴァーニア (サンスクリット語で『神の贈り物』の意味。インドでいただいてきました。)