20年間の歩み③ 次にほしくなったもの | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。

ずっとお金がほしかった。

貧乏になりたくない!と思っていた。

 

夫は転職し、

マイホームを手に入れて

 

ほしい現実が手に入った。

 

でも

次にほしいものが出てきた。

 

「一緒にすごす時間」

 

出世もして仕事も忙しくなった夫。

栄転といわれる部署移動があり、

 

休日出勤も増えた。

帰宅は23時をすぎる。

 

夫が家にいる時間が減っていった。

 

子供ふたりとすごす時間がとても長く、

慣れない幼稚園ママとのつきあい、

心をひらけるのは夫しかいなわたしにとって

 

夫の帰宅後、

話すことがマインドを保つのに大事だった。

 

 

なかなか帰ってこない・・・

 

 

「平日、有給とってくれない?」

と言っても

 

無理やな・・・という返事。

 

 

第三子を妊娠したころから

その忙しさに拍車がかかった。

 

※当時のこと↓

 

しんどい、

不安、

一緒にいてほしい・・・

 

夫は

 

「家のこと何もできなくてごめんな」

 

と申し訳なさそうに言う。

 

 

そこからうつを発症するまでに

時間はかからなかった。

 

 

 

当時の夫の心境↓

 

 

こうしてうつになっていった。

 

ただ、今ならわかる。

 

病気にはなったけど

欲していたものは手に入った。

 

 

ここから1年間

すっと一緒にすごすことになったのだから。

 

 

お金の次は

一緒に過ごすじかん。

 

ただ、一緒に過ごしながら思った

 

「一緒に楽しむ時間が欲しい」と。

 

 

 

つづく