心を病むイクメン56 どうしたらいいかわからない | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。

休職しはじめて2ヶ月。

夫は3か月くらい休んだら復帰できると思っていたと思う。
わたしも同じように思っていた。

根拠は…ない。

思っていた=そうあってほしい…という意味だったんだろうな。


休職しはじめてから落ち続け…少しずつ良くなったかもしれないという雰囲気になって…結婚式で落ちて…よくなったり、悪くなったりを繰り返していた。

そのアップダウンにわたしは完全に振り回されていた。

鬱患者に振り回されてはいけないというけれど…

無理でした。

できる方も沢山いらっしゃると思うけど、無理でした。

夫が寝太郎になっているというだけで、わたしは落ち込む。
子どもに八つ当たりする…八つ当たりして自己嫌悪…

そして、

もう!なんでこんなことになってるの??

という悪循環にハマる…。



時々夫も夢の中で叫んだ。
怒鳴っていることもあって、かなり焦った夜もある。
大丈夫だから…となだめるも、見たことないほどの怒りを表す夫にたじろいだ。

だから、わたしも、夜は眠りが浅くなっていた。

体も心もつかれているから、またイライラしてくる…。


お金の不安だけでも解消したくて、アルバイトの面接を受けるも…

いい答えは来ない。

だってわたしにこだわりがあったから。なんでもいいから働きます!とは言えなかったから。→待つ人が家にいるということ参照

もう。何にもうまくいかない!

いやだ!

いつもなら、わたしが負のループに入ったとき、夫が力になって、なだめてくれていた。

でも、そんな夫はいない。

どうしたらいい?

不安と、怯えのようなもの、焦り…目の前の夫を受け入れられないわたしは、この頃夫と目を合わせなくなっていた。

顔を合わせるのもつらい…と思うこともあったし、
不調な夫に優しくすることもできなくなっていた。

2ヶ月前は夫を守りたいとおもっていたし、2人でよく抱き合って、癒しあっていたはずなのに…。

なんでなんだろう…

どうしたらいい?

先の見えない不安、焦り、無力感。

毎日、頭の片隅にはモヤっとしたものがあり、過ごしていた。


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