温かさと

多幸感と





どの雛鳥が

遅れを取っても

待つ優しさ

月城かなとさんを

真ん中に

戴く

みんなでの想い溢れた

本当に素晴らしい

千穐楽舞台でした


ショーは

紛れもなく

110周年の祝祭レビュー☆彡






舞台に立つ方々が

封印している言の葉を

感謝を込めて

伝えましょう


宝塚大劇場千穐楽

本当に

おめでとうございました




開演前の映像

プロローグ

輝く月色のお衣装で

笑顔溢れる月組生






かつて

これほどまでに

端正で美しい

男役トップさんが

いたであろうか


その美しさは

たくさん語られることだけれど

それだけでないのは

誰も承知で

これほどまでに

舞台の神様に

愛されたトップさんも

いないのかもしれない


水色のお直衣の

雪の申し子たる

其の方は

月の皇子となりて

昇りゆく

刹那で幕が降りるのが

惜しむ気持ちを

沸き立たせるにあまりあり






それでも


月の姫が

生まれ変わっても

この月の下で

また出会えると

言ってくれるので

そうだよねと

思えたよ




退団者の場面は2回もあり

そのうちのひとつは

黒燕尾の後


その黒燕尾で

月城かなとさんが

胸に白いカラーの花を二輪

いや

退団者の方々の胸に

それは同じく

さされており


せり上がった

海ちゃんの髪にもあった

ここでも

みんなでの想いが伝わる


ああ本当に

なんと温かい空間なのでしょう


そうこころから

思えるので


わたしはまた

舞台に立つひとらを

観に行くのでしょう








一番最初に

降りる緊張から

無事に降りられた

笑顔が拡がった

オレンジシャーベット色の花束

103期生

まのあ澪さん☆彡

晴れやかで澄みきった気持ちと

生涯大切にしたい仲間と出会えた

誇りと宝物だと

舞台に携わる全ての皆様が

これからも幸せでいられますように

そう語ってくれた

貴女こそが

これからも幸せで溢れますよう



背高のっぽの

寡黙な落ち着き

シルバーグレーの花束

一星慧さん☆彡

殻を破れず嫌になる気持ちの吐露 

それでも

舞台に立つことに

全ては無駄ではない時間であったと

ご挨拶では

こんなにも満たされた気持ち

皆様と出会えたことが

一番の財産と

そう語ってくださった

貴方のその気持ちと風貌は

きっと

明日の貴方を後押しします

  




ああ残念だ

月組舞台を見た時に

ダンスと言えば貴方に目がいってた

少し前に

あがちんとの

ゆるりふんわりで

も一度ゆっくり

貴方を知った

赤紫青紫に翠さしいろが光る花束

彩音星凪さん☆彡

悔しいこともたくさんあった

不甲斐なさに悩むこともあったけれど

かけがえのない仲間とお客様が

いてくださるから

今日まで頑張れた

そう語ってくださった貴方に

もう一度

舞台に立つ人に贈る

最高の賛辞を

本当に残念だ

明日からも

貴方の瞳が輝きますよう






かっこいい人間になりたくて

けれども

それは驚くほど遠くて

ゆっくり一歩一歩進んできた

進み道はほんとうに楽しくて

こんなに楽しいのなら

どんな世界でも楽しめる

そう思って去る決心をした

空城 ゆうさん☆彡

そして今

宝塚が愛おしくてたまらないと

この宝塚の場所が

幸せで満ち溢れますようにと

語ってくださった

貴方のその想いが

愛おしくてたまりません





静々と大階段を

降りられる

2回のオーディションで

掴んだエトワールの歌声

いえいえ

それだけじゃなく

貴女歌声は心に響いてた

かぐや皇子の場面でも

ワインカラーと胡蝶蘭の

麗泉里さん☆彡

運んでたくれたのは

今は星の王子たる

暁千星さんそのひと

いつかこの日を迎える時に

どんな気持ちかと想像したけれど

全ての時間はこの時間の為にあったと

マイベストフレンドに囲まれた

貴女も確かに

わたしのベストフレンドの

ひとりです





美しい笑顔の最上で

微笑みながら

降りてこられる

控えめで清楚な

美しさに満ち溢れた

貴女の頬の色のような

ほんのり淡い

乳白桃色の花束

海乃美月さん☆彡

いのちの限り続く道を

進んだ先には何かがある

それは

温かくて幸せな気持ち

歌うことが好きで

踊ることが大好きで

一緒に舞台を作ってきた仲間

尊敬するれいこさん

めぐり逢い御縁を頂いた

全ての皆様への感謝を語ってくださった

貴女のその存在

それこそが

わたしを幸せにしてくれました





すみれの花咲く頃のピアノ音

現れたその姿は

黒燕尾

端正なる

唯一無二の

黒燕尾

真紅の薔薇を

運んでくれたのは

なんと

月色シャツがさしいろの

礼真琴さんそのひと

おお

なんと素晴らしき同期持つ

月城かなとさん☆彡

東京の最期まで

清く正しく美しくて

そして朗らかに

つとめてくださるに違いなく


伏し目で現れる

紫のシャドーと

真紅の薔薇を束ねる

リボンが

同じ色だった






5回のカーテンコールのあと

幕前にあらわれたれいこさんが

海ちゃんを呼ぶ

今日は舞台の神様かいて下さった気がすると

微笑んだ

そうして

ふたりで色んな景色をみてきたこと

私達コンビを見守って下さったこと

そう感謝の言葉を述べられた


おお

一介の路傍の草とて

あなた方コンビが

本当に大好きです☆彡


マイ・ベストコンビ

そう言いたいコンビに

殿堂入りなのです☆彡












さよならショーは

やはり

グレート・ギャツビーで

始まったよね☆彡