ウガヤフキアエズと緒方三郎 | ナイルの庭

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子供が巣立ち、空の巣症候群状態を経て
やりたいことリストを作り
少しずつ人生第2部が動き出しました。

 

先週宅配ピザを食べて食中毒になった

 

オーブンで焼いているのに食中毒?!と思ったが

 

結構な頻度で起きているらしく、海外では子供の死亡事故もあるようだ

 

夫が買ってきたから仕方なく食べたが

 

工場の衛生管理は大丈夫なのかと信用が全くなくなった

 

もう二度と食べることはあるまい

 

 

このまえ腕の数珠が切れたあとの出来事だったのもあり

 

回復後すぐに新しい数珠とお札

 

そしていつもの父へのお線香を買いに

 

相良観音へ行った

 

 

年中通うこのお寺、なんとあの最澄さんが開いたと昨日知った

 

「吾平山相良寺(ごへいざん あいらじ)は天台宗総本山比叡山延暦寺の末寺で

宗祖伝教大師最澄上人が約1200年前(平安時代)に開いた

ご本尊は丈六座身(じょうろくざしん)の十一面千手観音で

木彫座像千手観音としては国内最大級の大きさである

古くから安産・子授け・縁結びにご利益があると親しまれている」

 

そしてついこの間詣でた穴森神社ゆかりの緒方三郎が

 

 

源平時代、平家にしたがっていた菊池隆直の一党が相良の地にこもった所を、

源氏方の武将、緒方三郎惟栄に攻められたため、

本堂をはじめ多くの坊社全てが消失した

 

という話を、千手観音さまが右下の辺りに掲げた生首の紹介で知った

 

 

伝説によると・・・

 

千手観音様は三郎が攻めてきた時、近くにあったカズラの木に飛び移り

 

焼けることなく生き延びた、そのことから付けられた名前が

 

”アイラトビカズラ”というこの地区にしかない花の名前になったという

 

そしてカズラの木で緒方三郎の馬に絡みつき、三郎を打ち取った

 

その首を掲げているのだそうだ

 

 

私はそんなことも知らないで

 

こないだ頂いた緒方三郎出自の穴森神社の御朱印の次隣に

 

千手観音様と薬師如来様の御朱印を書いてもらってしまった

 

 

「これ、御朱印帳の中で小競り合いが起きないだろうか・・・」と

 

心配になってきた

 

 

 

 

薬師如来と千手観音の御朱印

 

そしてグーグルマップを眺めていたら相良観音からほど近くに小山があるのに気が付く

 

しまったついでに登ればよかったなーと見ていたら

 

吾平山陵”ウガヤフキアエズの陵墓”と書いてあるではないか

 

 

 

 

宮崎の鵜戸神宮の主祭神でもあるウガヤフキアエズは

 

山幸彦と海神の娘、豊玉姫との間の子である

 

えええ? なんでこんなところに神武天皇の父の墓が??

 

調べると、神武天皇のお后が阿比良ヒメ=相良=吾平で

 

言うならば奥さんの地元に、父親の墓を作ったというわけだ

 

 

 

ウガヤフキアエズ王朝は諸説あるが

 

『上記(ウエツフミ)』「竹内文献」『神伝上代天皇紀』などの古史古伝に記載されている

神武天皇以前の古代王朝でウガヤフキアエズの共通の王名を持つ王朝とされている

 

 

いろんな思惑からか 歴史上では一代で終わったと書かれている

 

しかし実際は72代も続いたとする説もある

 

 

ひっそりと吾平山にたたずむ陵墓は

 

村の人々が代々守り続けたのだろう

 

いったいいつからこうして守られてきたのか

 

ウエツフミによるとウガヤ王朝の73代目が神武天皇であるから

 

神武天皇即位がBC.660年だとすると

 

2683年前くらいから?

 

そういえば緒方三郎もまたウガタフキアエズの正当な子孫らしい

 

と、ここでふと緒方三郎とウガヤフキアエズの共通点に気が付いた

 

両者とも伝承による出自のルーツが人ではないものなのだ

 

海神の娘(龍)の子供であるウガヤフキアエズと蛇(龍)神を祖先に持つ三郎

 

 

~ここからは都市伝説レベルでどうぞ~

 

もう人間レベルで歴史がどうこうというよりも

 

地球外生命体が子孫を残すために

 

地球上の人間、といっても人間も遺伝子操作で作られたらしいが

 

人間と交配してハイブリットを作ったという話が濃厚で

 

あまりに壮大すぎて人間の歴史が頭に入ってこない

 

そういった神婚伝説は物語=口伝として人々に語り継がれ

 

それが伝承として各地に残っている

 

そうであれば神武天皇の姿が龍のようだったというのもうなづける

 

そして天孫降臨とは、空から山へUFOで降り立ったということであり

 

祖母山に降り立ったニニギもまた地球外生命体だったのだろう

 

それが山の上の磐座を祀った始まりだと思う

 

上から見て目立つ大きな岩は着陸するのに最適だったろう

 

もはや進化論が真っ向から崩されつつある今

 

そろそろ都市伝説の域から出なければならない時代に入ったのではと思う

 

猿が人間になるはずがない

 

 

ドラゴニアン伝説が龍神としていたるところに祀られ

 

いまでも日本を霊体(エネルギー)として守っているとしたら・・

 

いろんな神社や史跡に足を運んでいると

 

次第に想像が確信に変わっていくのを感じる

 

 

 

 

相良に行く途中の七城町の河川敷には

 

咲き始めた色鮮やかなコスモスの花が

 

風に吹かれてフワフワと揺れていた

 

誰かが丹精込めてお手入れをしてくれているのか

 

その花びらの色はなんとも美しく心に染みて癒された

 

花盛りを狙ってまた近いうちに陵墓を訪ねてみようと思う

 

 

 

 

山ネタ~(根子岳)

 

神武天皇の子である長男タギシミミの話

 

神武天皇の若い頃、山鹿のアビラヌ姫(アヒラツ姫)と

今でいう「出来ちゃった結婚」をしている

この姫は熊襲族の阿多一族の出身だったためか「向女(むかいめ)」という扱いで

長男のタギシミミが皇位を継承することはなかった

 

父から「将来何になりたいか?」と聞かれたタギシミミは、

「東北で医者になりたい」と願い出て、陸奥の国・菊多山に宮殿を建てて地方長官となる

 

ところが、その後“化け猫”が憑りついて、

父の正室のイスケヨリ姫に夜這いをかけたり

熊本の益城で反乱を起こしたりしたので(タギシミミの反乱)

義兄弟たちから滅ぼされて、阿蘇の根子岳に祀られた
だから本来は“猫岳”であるという話

 

 

🐱 🐱 🐱

根子岳は化け猫岳だったのか~

今年は紅葉を見に行かなかったけど、きっと素晴らしかったのだろうな🍂