DOLLの写真がほとんどです。
苦手な方はスルーお願いします
m(*_ _)m





病院の待ち時間
これを書いてます。




昨夜、凛空の帽子が出来上がって
あとはストッキングを
残すだけとなりました。

全貌はご覧になられた方も多いと
思いますが、
あの子の晴れ姿、
再度見てやって下さいませ。



少し写真を加工して
19世紀辺りの
アンティークな雰囲気を
出してみました。





ベストに使った花は
前にもお話しましたが、
布花です。

布花の染料というのは
衣服用染料と違い、
色止めをしないのが基本です。

なので、雨に濡れたりすると
色が抜けたり(落ちたり)
また陽の光に長年晒すと
(蛍光灯の元では、数年変わりませんが
直射日光では抜けてしまいます)
色抜け(色の鮮やかさ)したりします。

そんな特徴を持つ布花の
歴史は古く、
アントワネットの時代には
既にその技法の原点のような
花が作られてました。
もちろん、貴族のご婦人殿方の
衣装を飾るものです。

ずっと前にお話した事があると思いますが

「フランスコサージュ」と
呼ばれ、
柔らかな生地を花びらのようにカットして
ロウソクで、先を温めた専用器具を使い、
花びらの形にして、
組み立てたものです。

今も某有名な皇室御用達の
帽子デザイナーさんや
フランスの某有名デザイナーの所では
その手法を使って
衣装デザインをされています。





私の花は
染料も手法もそれとは違いますが、
その発展系かな?
今の布花教室では
より楽に出来るお花を
教えてらっしゃる所が
多いと思います。
でも確かに根気のいる仕事ですね。



黒バラを使ったことで
1番気になったのが、
DOLLの色移りです。

特に凛空は肌色が特別バージョンと
言うこともあり、
普通以上に気を使いました。

海外キャストは黄変しやすいけど
色移りはほぼないと
聞いています。


現に、下のこの二人は
全くありません。

おチビさん方もそう。






でも凛空は黒ストッキングを
2、3日履かせて
ほんのり黒くなったので、
メラミンスポンジで
軽く擦り落としました。


本当はこの衣装には黒ストッキングと
思っていただけに
誤算でした。
それで、白ストレッチを急遽注文。
ただいま白ストレッチ生地待ちしてます。




バラの色移りも気になり、
薔薇の周りに白レースを
配置することで
直接腕に花が当たらない
工夫もしてみました。

ベストの黒は
ナイロンとレーヨン混紡。

色移りとしては
綿物が1番しやすく
次に化学繊維もの。
1番ないのがウール素材です。

これは行きつけの
手芸屋さんで
教えて頂きました。

とは言え、
国産の上質な綿や化学繊維、ウールは
ほとんど色移りもなければ
色抜けもないように思います。

これは染色をしててよく分かります。

綿はその糸や織りの構造上
どうしても色が入りにくく
抜けやすい特徴はありますね。


だからと言って、いつも
白っぽいものばかりや生成では
つまらないな~と言うのが私。

男の子なので、
インパクトのあるものや
鮮やかな物も着せたい!
そんな欲も相まって

試行錯誤、色々やってみて
ドール服作りを楽しんでいるのが
現状です。



厳選したお衣装を着せた素敵な姿を
皆さんにお披露目されるのも、
楽しいDOLLライフ♡の
醍醐味の1つですものね。
。:.゚(✿˘艸˘✿):.。+゚







本日もお立ち寄り
ありがとうございます