"きらら"さんちは、"きらら"さんの記憶が正しければ、
平成2年(1990年2月)に、
おらが市の郊外に位置する新興住宅地に建てた
木造モルタル瓦葺きの戸建てで、
これまで定期的に行なっている家のメンテナンスと言えば、
5年毎の白蟻対策と10年毎の外壁塗装などです。
内装的には、2002年にお風呂や給湯設備の全面リフォーム等を行なってますが、
家も人間と同じで経年劣化が、あちこちで目立つ様になってきちょります。
なんてたって築34年だもの
(人間でゆうたら、30代半ば 働き盛りなんだけどね)
トイレもそろそろと思って、
今年、トイレの全面リフォームを予定していたんだけど、
そのトイレを飛び越えて優先すべき案件が浮上して
今年は、それを先行する事にしたんです。
それは、屋根瓦の漆喰(しっくい)の補修です。
漆喰ゆうがは、日本では古くから活用されている塗り壁材のひとつで、
主に瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りになどに使われちょるもんで
屋根で言えば、瓦と瓦の合わせ面や隙間に塗られ白く見えるとこで
主な役割としては、瓦の固定と棟の土台を覆い雨水等の浸入を防ぐ役割があって
瓦屋根の家には、無くてはならんもんのひとつです。
ひょんな事から、漆喰の著しい劣化が発覚し、
これから、雨の多い季節、そして台風襲来の前に何とかせんとね。
最近の雨や台風は、局地的に被害をもたらす傾向が強く
明らかに子供の頃に経験した暴風雨とは違って、凶暴化してますからね。
梅雨の合間の晴れ間を狙って漆喰補修工事を
今週、月曜日から、職人さん達に工事に入ってもろうちょります。
これば、しっかりと補修しといてもろうたら、
大雨降っても台風が来ても安心じゃね。
家や車や物は、劣化や壊れたりしたら、補修や交換・買い替えられるけど
人間の心と体は、物と違ごうて、そう簡単にはいかんでね。