子どもを欲しがらない若者 | 自由気ままな放課後

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某製薬会社が、18~29歳の未婚男女400人を対象にした

妊活に対する意識調査「妊活白書」2023年度版を公表という記事を読んで

 

 

びっくりポンしたのは、

「将来、子どもを欲しくない」と回答した割合が55.2 

何と! 半数以上が子どもは欲しくないと思ってるんだね

4年前の調査では、44.0%だったのが、ここ3年で11.2ポイントの上昇

 

 

 

また、別の調査でも

大学や大学院を2025年に卒業する見込みの学生のうち、

5人に1人に相当する19.2%が「子どもは欲しくない」と考えているそうな。

24年卒業の前回調査では、13.1%(6.1ポイント上昇)

 

欲しくないと回答したのは、女子が23.5%

男子の12.1%を大きく上回る結果だったとか。

 

 

 

解説では、育児休業の取得が仕事に影響する不安や、

家庭での育児の分担の男女差などが要因とみられ、

複数回答で男女に欲しくない理由を尋ねたところ、

 

「うまく育てる自信がない」(57.4%)

「自分の時間がなくなる」(51.5%)

「経済的に不安」(51.0%) なんだって。

 

 

 

 

 

 

子育てに対する若い世代の思いや考えなど「観」の多様性なんですかね。

子育ては経済的、時間的にも大変で、自由が奪われる感じなのかな。

 

 

さらに、もっと深刻なのは、結婚願望が無い若者も増えているんだとか

「結婚するメリットが分からない」と言い、子供も欲しくないらしい。

こんな若い世代の意識が変わらない限り、

いくら金を配っても根本的な少子化対策にはならんのじゃなかろうかと思うんです。

 

 

 

政府が取り組んでいる異次元?の少子化対策とゆうがは、

既に子供がいる世帯にとっての支援ばかりに重点を置いた政策が多く

未婚で子どものいない若い世代にとっては、

「よ~し 結婚をしよう!」とか「子供をもとう!」とかっていう世代に向けた

政策が聞こえて来ないのが、片手落ちっぽく感じちょります。

 

不妊治療に対する政策も そこじゃないんだよなと思えるとこもあって、

まだまだ本気度が伺えません。

 

 

 

「子育ては大変だけど、子供の笑顔や成長をみる喜びがあるんだぜ」を

もっと前面に出してこれからの世代に訴える政策は無いんかね。

 

 

 

今の若者は、これらの意識調査の結果が表す数字通り

子供を欲しいと思わないんだろうか。

 

ホントは結婚もしたい・子供も欲しいけど、

取り巻く環境のハードルが高いと感じて、この調査結果になってるのかな・・・

 

 

だとしたら、このハードルを下げてやる政策を打たないと

 

若い世代の意識は変わらんぜよ