歩こう!シリーズ 634日目 4,364km
先週は、腰痛で逗留を余儀なくされ、歩は進まずペースダウン
体調不良時は、焦らずしっかりと養生するのが旅の鉄則
それは、いつの時代も普遍です。
玄界灘に浮かぶ島 馬渡(まだら)島を目指しちょります
ここは、福岡県志賀島(しかのしま)
島ゆうたち、博多湾を囲むように伸びる海の中道の先端にある志賀島
玄界灘に沈む夕日が、よう見えるとこです。
ちょっと昔を思い出して下さい!
小学生の頃 社会で誰もが一度は耳にし、
教科書でその写真を目にした事もあるんじゃないかな~ これを
諸説あるけど、江戸時代に 甚兵衛とゆうお百姓さんが、
新しい田んぼを作ろう思うて荒地を開墾しちょったら、
それはそれは、大きな岩の下から見つけたと言われる純金製の印
「こりゃあ 何だべ なんて書いてあるんじゃろ」
と、言ったかどうかは定かじゃないけれど、
持ち帰って婆さんに見せたのは間違い無さそう・・・
この純金製の印鑑こそが!
あの「漢委奴国王」 かんのわのなのこくおうの印
ここ 志賀島 南岸の叶の崎(かなのさき)ゆうとこで発見されたんです。
後に 国宝に指定され、
どっかに大事に大事に保管されちょるんでしょーね。
初めて見る人は、想像してたよりも意外に小さいことに驚くみたいですよ。
印面の一辺が 2.347cmってゆうんだから、ちっちゃいよね
その大きさをイメージするなら
昔、子供の頃に10円玉を握りしめて近所の駄菓子屋に行って
買ってたサイコロキャラメル(2個入)のキャラメル1個とほぼ同じ大きさなんだけど…
分かるかなぁ 分かんねぇだろなぁ~ イェ~イ (松鶴家千とせ かよ)
ちっちゃくても 歴史的価値は大きいんだろうな。
そんな印鑑も令和の時代になって
デジタル化の推進でどんどん押印の必要が無くなり、
印鑑文化も絶滅危惧種に
やがては認印も実印(印鑑証明)も のうなってくんですかね。