こんにちは
今回は6月28日に行われた
大好きなひとみ先輩の結婚式のこと
私がレスリングしていく上で
ずっと目標にしていた先輩
私がレスリングをはじめた
高校生の頃
先輩はすでに
世界のMVPを獲得してて
なぜか
まだ公式試合も出たことないのに
よし。
誰も倒せないなら
私が倒すしかない
と心に誓ったのが懐かしい。笑
めっちゃ走りが速くて
練習量が半端じゃなくて
誰にも流されなくて
たった一人でも残って練習してる
その姿がかっこよすぎて
まじで大好きだった。
点数取られすぎて
絶対練習にもならないのに
先輩にとって
意味ある時間になれないのに
それでも私の
"お願いします!!"を
絶対断らずに練習つけてくれた。
先輩が一回目の戦線離脱してから
"妹のコーチ"として
マットに戻ってきた時
先輩の妹の "練習相手" だった私に
一緒に残って練習してるのに
片方だけに教えたら不公平だから。
って理由だけで
レスリングを教えてくれた。
大好きな先輩が帰ってきたのも
先輩がレスリング教えてくれるのも
嬉しくて嬉しすぎて
あの頃練習中だけでなく、
練習が終わっても、寮でも、
ずーーーーーっと
先輩のまわりをうろちょろしてたな笑
先輩が現役復帰して
一度だけ決勝で戦えたけど
まったく歯が立たなかったなー。
絶対倒したかったのに、
先輩は何度目かの世界一になって
有終の美を飾って引退してしまった。
ロンドンオリンピックが近づいてきて
先輩がまた
選手としてマットに戻ってきた時
絶対戻ってくると思ってた。
めちゃくちゃ嬉しかった。
結局私が決勝にすら上がれずに
直接対戦する前に引退したけど…
あの頃たくさんの悩みの中で
先輩の存在のおかげで
なんとか気持ちをつなげてたけど
ある時ふと
オリンピック選手について考えた。
オリンピックっていうのは
たくさんの人に注目されて
たくさんの人に応援されて
スポーツの大会の中では特別で
代表になった人は
その人の人生にまで注目される。
私が今まで生きてきた人生と
先輩が今まで生きてきた人生
自分の中で並べてみたときに
先輩の人生を
たくさんの人に知ってほしいと思った。
私が先輩と関わって感じたあの感動を
たくさんの人に感じてほしいと思った。
一度目指した道を
どんな挫折をも乗り越え
その強さは鬱をも乗り越え
そして金メダル確実と言われながら
怪我と挫折でマットから退いた
最初のオリンピックから
10年以上の歳月を経て・・・
あの先輩が
オリンピックのマットに立ったなら
一体どれだけの人が
勇気をもらえるだろう
一体どれだけの人が
自分もやれると思えるだろう
そう思ったとき
すべての迷いも闘志も消えた。
よし、辞めよって。まじで。笑
って。まじで。笑先輩にとってのレスリングのように
私にはきっと、
私にしかできないことがあるはずだ
そして3年たった今
今までの人生全部生かした夢にむけて
ただただ突っ走る
今までの人生史上最高に
自分を好きな自分がいる
レスリングをはじめてから辞めるまで
ひとみ先輩がいつもいてくれた。
ひとみ先輩のおかげで
私のレスリング人生は最高だった。
そう言える存在の一人。
・・・と
そんな尊敬すべき先輩から
二次会はゆりにやってほしいんだけど
っていうお願いが。
やるでしょ。
そりゃ、やるでしょ。
大好きな先輩の晴れ舞台
こんなに嬉しいことはなかった
感動は式のときで充分だから
来てくれた人を
笑わせて楽しませてほしい
先輩らしい要望に
まじ任せてくださいって答えた
実際、披露宴も蓋を開けてみれば
笑いの方が多かった
あんなに苦しい思いをしたのに
オリンピックで金メダルとったのに
先輩はお涙ちょうだいしない。
たくさんの試練を乗り越えて
何年もかけて栄光を掴んだ人生を
ひけらかしたりしない。
自分たちがしゃべるより、
来賓の挨拶や出し物の方が多かった。
先輩や旦那様から語られる言葉は
感謝の言葉ばっかりだった
そして先輩はもうすでに
"素敵なママになる" っていう
新しい目標に向かってる
ひとみ先輩大好き・・・
懐かしい先輩やみんなにも会えて
ほんとに嬉しかった
ひとみ先輩と出逢えたこと
ひとみ先輩とレスリングできたこと
本当に幸せ
私も自分で見つけた夢を
今度こそ必ず掴む
こんなに素敵な女子アスリート達が
日々夢に向かって戦いながら
女性としてのオシャレも楽しめるように
やるぜぃ、やるぜーい
長くなったので
二次会ながらについては次回