今年も我が家の庭では色々な種類の夏野菜を栽培しています。
トマト・キュウリ・ししとう・ナス・赤丸はつか大根などです。
私が世話しています。
嘘です。
私の父が世話しています。
父が、勝手にうちに来てはせっせと土を作り、せっせと苗を植え、ひどい時には夕方散歩しに来たついでに水も撒いてくれて…。
私が何もしないうちに、次々と収穫時期を迎えました。
ピークはやはり7月頃で、おいしいキュウリ・トマト・ししとうなどをたくさん収穫しました。
ナスビは全然ダメでしたが。
(実るけど堅くて小さくておいしくない)
最初の頃は収穫できるのが楽しく、「家庭菜園を楽しむ」って感じで、次々収穫しては食べたり友だちに配ったりしたものですが、そのうち、暑いから庭に出るのも嫌になり、トマトの収穫が追いつかなくなり、キュウリの収穫もおいつかなくなり…今では、家庭菜園どころか「荒れた庭」に成り下がりました…。
色つやが良いですね。
とてもおいしそうです。
そして今日「荒れた庭」で収穫した野菜がこちら。
写り具合も関係しているとはいえ…どうにもヨボヨボでカサカサな感じです。
特にナスが酷いな…。
これから収穫できそうなのは、ひかるが植えているオクラです。
ようやく1つ実りはじめました。
ま、ぶっちゃけますと、庭いじりが好きでも何でもない(むしろ嫌い)なので、野菜もどうでもいいといえばどうでもいいのですが…。さらにぶっちゃけますと、庭は要らないのですが…。
なぜかというと、もしかしたらヤツらに遭遇してしまうかもしれませんからね。
それから私は破傷風の予防接種をしていませんのでね、土を触りたくありません。
ものぐさだということもありますが。(これが一番大きい)
今年はきゅうりの近くで1度毛虫(私と前世で因縁があった相手)と遭遇してしまいました。一瞬貧血を起こしそうになった自分を奮い立たせ、酷い目にあわせてやったのちは(貧血を起こしかけた人間とは思えない)、毛虫には遭遇していないものの、赤丸はつか大根を栽培しているコーナーでは山のようにアオムシと遭遇。そのせいで、はつか大根コーナーに近寄るのを辞めてしまい、はつか大根は見事に全滅しました…。今ではバッタの住みかに成り下がっています。
私は悪くない。
うちの庭にのさばるヤツらが悪い。
というわけで、野菜バンザイ。生き物バンザイ。
生き物といえば…夏に賑わうこのテーマ。
今年もカブトムシを飼っています。メスは2匹いたのがいくつかの卵を産んだあと旅立ってしまいましたが、残る1匹のオスは元気いっぱいです。メスは我が家で孵った物で、オスは友人宅のベランダに飛んできた物をもらいました。次々飛んで来てしまうそうで、現在友人宅では8匹だったかのカブトムシを飼育中です。そのケースをベランダに置いているもんだから次々呼ぶそうですよ。
来年、うまく成虫になるといいんだけどなーと期待しています。すでに1匹、小さな幼虫になっています。
ミヤマクワガタもつがいで飼っています。カブトとはまた別の友人からもらいました。そこのご主人がなぜか仕事中にたくさん採ってきたそうで…。「何をしに会社に行ってるのか」と友人はあきれていましたが、ご主人は少年のように興奮して帰って来たそうです。その友人も子供達も大のムシぎらいだというのに…。迷惑でたまらない友人が「何匹でもいいから引き取ってほしい」と、7匹もくれました…。
ミヤマクワガタはなかなか好戦的でおもしろいです。餌を飼えるためにケースの蓋を開けただけで、アメリカザリガニのようにハサミを…いえ、大アゴを振り上げて威嚇のポーズをとります。
42匹もいたハナムグリの幼虫達ですが、7月下旬から順に羽化し、羽化した順に放しました。元気に生き延びてほしいとおもいます。半分くらいはまださなぎの殻に入ったままなのですが、もしかしたらもうダメになっているのかもしれないと思います。これが淘汰とか自然とかいうことなのかな…と思う次第です。出来れば皆元気に巣立って欲しいものですが。
ちなみに去年夏から飼っていて冬を越して私を驚かせた2匹のハナムグリのうち、1匹はまだ生きています。ヨボヨボの体ではありますが、まだ健在です。
2匹飼っていたはずのカタツムリは…1匹が我が家に来て丸3年を越えました。カタツムリって何年生きるんですかね…?
で、もう1匹が、たまごを産みました…。3年前のように全部が孵るのか、そしてなぜか1匹を残して全て天に召されるのか、はたまた1つも孵らないのか…、この先どうなってしまうのかは誰にもわからない。
メダカはご高齢で、あと2匹になってしまいました。
可愛くもなんともない川魚はしぶとく大きくなっています。相変わらず野性味を帯びていて全然可愛くありません。その水槽に、先日新たに加わったのが夜店の金魚すくいの金魚です。川魚と金魚のコラボ…大丈夫なのか?と思ったのですが、むしろ金魚の方が強いのではないかと思う今日この頃。
そういえば、ひかるの担任の先生から「お母さんは虫が嫌いだと言っていますが、そろそろ『好きだ』と認めた方がいいと思います…」と言われました…。
いや、嫌いですから。
でも、人間の勝手で我が家に連れて来られたからには、どんな小さな命にでも責任を持とうと思っているだけですから…。
まぁそういうごく当たり前の考えを持てない心ない人間によって、外来種が増えてしまったりと日本の生態系を乱してしまっているわけです。人間は責任を持たなくてはいけないと思うわけです。
と、真剣に語りはじめると長くなるのでこのへんで。
以上、毎日毎日、掃除・洗濯・息子の世話に加えて、生き物の世話も結構忙しい夏休みです。