いろいろネタを提供してくれているにもかかわらず、あきらに比べるといまひとつインパクトが不足しているひかるくん(←酷い)
そんな彼は昨日から熱を出して幼稚園を休んでいます。
ただの風邪です。
しょっちゅう風邪をひきます。
アレルギー体質の彼は、普段からハナミズやら目ヤニが酷いのですが、熱なんか出した日にはもう、目や鼻かがいろんな汁が出て、なんかもう酷い顔になっていました。
でも元気にしています。
熱があるのに元気です。
さて、もちつき大会で指を全て火傷したショックで、しばらく塞ぎこんでいましたが(嘘)、山積みとなってしまったネタを吐き出さねばと思い、パソコンに向かってみました。
山積みとなっているネタといえば…
子供達の個人懇談のこと
子供達の音楽会のこと
他にもあるのですが、まぁ、代表的なイベントはそんなところでしょうか。
(運動会はどうした←今更すぎる)
しかし今日は書きません。
それは昨日のあきらの発言が気になったからです。
まずはその事について書きたいと思います。←長い前置き。
2年生の2学期の算数といえば、掛け算九九
算数が得意なあきらは、九九の暗記にも頑張って取り組んでいました。
そんな彼が昨日突然言い出しました。
「今、ひらめいたんやけど…
たとえば「9の段」やとしたら、
9×5はおいといて、
その前と後ろの掛け算の答えを足したら90になるねん。
さらにその前とその後ろの答えを足しても90やねん。」
どういうことかといいますと、
9×1=9
9×2=18
9×3=27
9×4=36
9×5=45 これは除外
9×6=54
9×7=63
9×8=72
9×9=81
青の答えを足すと、9+81=「90」
緑の答えを足すと、18+72=「90」
オレンジの答えを足すと、27+63=「90」
赤の答えを足すと、36+54=「90」
ほぉ…!
たしかに、どれも90になります。
さらに、「ほかの段でも同じやと思う」と彼は続けます。
ほぉ…!
たしかに。
たしかにそんな気がする…。
調べてみたところ、たしかにこの法則が当てはまります。
これって学校で習いましたっけ?
「こういうふうになるんだよ」って習いましたっけ?
あきらは「ひらめいた」と言うので、少なくとも習ってはいないようです。
この子の頭の中は一体どうなってるんだろう?と思いました。
何を思ってたらそんな事を閃くのでしょうか。
私、そんな難しいことは考えずに生きてきましたから。
暗記したらいいやん、で生きてきましたから。
あきらは私とは違って、感覚的な事よりも理論的(法則的?!)な事を考えるのが好きなようです。
同じような出来事がもう1つあります。
昨日、あきらのピアノの練習を聞いていた時の出来事です。
今練習している曲はイ長調の曲で、簡単で短い曲とはいえ、#(シャープ)が3個つくので少し手こずっていました。
ここ数日で弾けるようになってきたなと思っていたら…
昨日、その曲を弾き終わった後に聞こえて来た音を聞いて驚きました。
さっきと同じ曲だけど、
イ長調ではなく、ハ長調に移調して弾いているのです。
それが終わったら次はト長調で…
その次はヘ長調で…
その次は…
と、次々と違う調で弾いていきます。
唖然…。
この子の頭の中は一体どうなってるんだろう?と思いました。
何を思ってたらそんな事をやってみようと思うのでしょうか。
私、そんな難しいことは考えずに生きてきましたから。
15年もピアノを習っていましたが、
とりあえず弾いたらいいやん、で生きてきましたから。
「これ、何長調?」とか尋ねられてもサッパリわかりませんから。
今では多分あきらの方が詳しいですよ…。
というわけで、
なーんも考えてなさそうに見えるあきらですが、
実は頭の中はムズカシイ事でモリモリ
なのだということがわかりました。
いや、わかっていたんですよ。
彼にはそういう部分があるということはよくわかっていたんですよ。
なんかすごい難しいことを考えていることがあるということはわかっていたんですよ。
それを説明しやすい出来事が相次いだので、この場に書いてみました。
いや、本当になーんも考えてない時も勿論ありますよ。
むしろそっちの方が大部分かもしれません。