11月12日(木)は、幼稚園のフリー参観日でした。
フリー参観って何?と思う方もおられることでしょう。
登園時から降園時まで、一日中、好きな時間に参観して良いよ!という日です。
この日は降園時間が15:00だったので、9:00~15:00の間、子どもたちの様子を見放題。
お弁当を食べている姿も見られます。
保護者もお弁当を持参すれば、一日中幼稚園に居る事も可能です。
*子供達と一緒に食べる事はできない事になっています。
(お母さんが来ている子だけが楽しいランチタイムになるから)
私は、友達と相談して、自分たちもお弁当を持参して、一日中参観させてもらいました。
園が解放してくれていた会議室で11:30頃から「早弁」して、子どもたちのお弁当タイムも見せてもらいました。
その日は、午前中は主に屋外での活動で、縄跳び・体操・ジョギング・地域の未就園児との交流(ミニ音楽会?のようなイベント)などがありました。
ジョギングではペソペソと走る姿を見せてもらい、縄跳びでは、飛んでいる姿(まだ飛べない)よりも、使い終わった縄を括って片づけるのがとても早くて上手だという姿を見せてもらい、ミニ音楽会ふうのイベントでは、元気いっぱいに歌う姿や結構自信満々でタンブリンを叩く姿などを見せてもらいました。
お弁当の時間は、ひかるは予想に反してなかなか早いペースでお弁当を平らげましたが、その後がよくなかった。デザートに入れていたみかん(小1個)の「お尻」のところに親指をブサっと指して「イェーイ!」とやったり振りまわしたりとおちょけていました。
そして午後からは「お店やさんごっこ」を見せてもらいました。
幼稚園では、子供たちが日常的に、各家庭から提供される廃材での工作を楽しんでいます。
廃材とは、牛乳パック・ティッシュやお菓子などの大小空き箱・トイレットペーパーの芯・ペットボトル・卵パック・プリンカップ、その他工作に使えそうなリボンや毛糸やアイディア次第で何でも色々…というようなものです。
ひかるも工作が大好きで、日々これらの廃材を使っては何かナゾな(ひかるにとっては意味のある)物を次々と生み出しています。
そんな工作大好きな子供達がアイディアを出し合い色々な物を使って作ったお店屋さんで、今日は参観に来たお母さん達が買い物をするという遊びでした。
何人かで1組になり、自分たちのお店を担当していました。
ではお店屋さん(うさぎ組)をご紹介。
おすしは、まぐろ・えび・たまご・いくらなどがあります。
いくらは、プチプチ(緩衝材)を赤マジックで塗ったと思われます。シャリ部分は丸めた新聞紙をティッシュでくるんだ物です。←実はこれ、私が家でひかるに「こうやって包めばお寿司のご飯が作れるから、家でお寿司屋さんごっこができるよ!」と教えてやったのが始まりです。でかした私。
注文していないのに、きつねうどんまで作ってくれました。
うどんの中には、麺(多分、紙粘土を細長くしたものを、ゆるくひとまとめにして乾燥させた物)・なると・あげ・わかめ・ねぎが入っていました。わかめはグリーンのセロハンで、ねぎは色紙で作ってあるという、丁寧に違いを表現してあり、こだわりを感る品でした。
あつあつのはずなのに、手でたこ焼きを作ってくれました。
写真を撮り忘れましたが、たこ焼き屋の鉄板は、卵パックを黒く塗りつぶした物を使っていました。
なるほど!!と非常に感心しました。
たこ焼きは紙粘土です。子供達があとでわかるように、1粒1粒に、作った子の名前が書いてありました…。
かなり凝った造りでびっくりです。
作り方のヒントは先生が与えるにしても、これってもう完璧なブッシュドノエル。
これさえあれば、クリスマスに買う必要がなさそうなブッシュドノエル具合です。
上にどんぐりが乗っていますが気にしない。
お寿司とうどんの写真の右上に写っていたピンクのスポンジの物と、丸いケースの物も、ケーキ屋さんで購入しました。丸ケースの中には、どんぐりを飴の包み紙で包んだ物が入っています。なるほど!!
これはアイス屋さんで買いました。
ダブルを買うと、コーンではなくカップに入れてくれます。
お寿司・うどん(らーめんもあり)・ケーキ・アイス・たこ焼き各店に加え、女子ばかりの「おしゃれ屋さん」というお店もありました。ペンダントやティアラなどのお店でした。営業成績でも付けているのか、女子たちの売り込み具合に圧倒されました…。そして買ったペンダントを付けて、「どう?」と尋ねると、店員さんが口々に「似合うー!」と絶賛してくれました。
社員教育が非常に行き届いたお店でした。
お寿司屋(兼うどん屋)では、出前の電話もジャンジャンなります。
そして、
なぜか寿司屋だけ、ビールが出ます。
うさぎ組で唯一のアルコール取扱店舗でした…。
しかも頼んでないのに席まで運んで来てくれました…。
お寿司やケーキやたこやき、そしてビールなどをテーブルに並べて、他のママさん数名&園長先生と一緒に、「かんぱーい!!」と盛り上がっていたら、担任の先生から「そこー!宴会しなーい!」と注意を受けました。
そんな楽しい宴会…じゃなくて、参観日でした。
1学期は泣いてばかりのひかるでしたが、幼稚園の楽しさ・友達と一緒に遊ぶことの楽しさ・何かを作る楽しさ…色々な楽しさに気付いたんだなーと感じた一日でした。
(1学期は泣いてばかり…でしたが、朝、送って行った教室の前でぐずるだけで、私とバイバイした後はピっとも泣かず一日中機嫌よく遊んで居たので、幼稚園が嫌いだったわけではなかったのですが。まぁ、お母さんを大好き過ぎたということですよ。ええ。)