明日はあきらの学校の運動会です。
二学期に入ってすぐに運動会の練習が始まり、体育の授業が2時間あるという日はザラ。
時には4時間授業のうちの3時間が体育という壮絶な時間割の日もあったりしました。
あの日は前日に連絡帳を見て笑いました。
9月16日 じかんわり
①たいいく ②たいいく ③たいいく ④こくご
4時間目の国語なんて授業にならなかったでしょうね。
グダグダですよ。
毎日体育があるので、体操服の洗濯が結構大変でした。
なんせ1枚しか買っていないので、あきらが帰宅してすぐに洗濯して干して…の日々でした。幸いずっと天気がよかったので毎日ちゃんと乾いて持っていく事が出来ましたが。(洗濯が間に合わなかったらもちろんTシャツでも可ですが何となく頑張る私)
そんな日々を経て、いよいよ明日が本番です。
因みにあきら達1年生は、ダンス(羞恥心)と競走に出ます。
そして他学年との合同で玉入れと大玉転がしにも出ます。
あきらは走るのが遅いです。
うちの子(厳密には私の血を半分ひいている子)なので仕方がありません。
だから私としてはそういうことには期待していません。
期待するのは酷ってもんです。
さて、今日午後2時過ぎ。
あきらが帰って来ました。
今日は天気が悪かったので、すぐに体操服を洗濯しないとと思い、あきらの手提げ袋をあけました。
が…。
ヒィ!
体操服袋が入っていません!
よりにもよって前日に体操服を忘れてきやがりましたね。
今まで一度も忘れてきたことなどなかったのに…。
もういやだ。
なんか、もういやだ。
この子…なんか、もういやだ…。
「あっくん!体操服袋がないよ!」と声を掛けるも、
「え?」ととぼけた返事。
「あー。帰るときに途中でこけたから、そのときに落としたかなぁ…?」とかブツブツ呟いています。
こけたんや。
またこけたんや。
もういやだ…。
それに、落として気付かないような小さい荷物じゃないですよ体操服袋は。30cm×20cmくらいの巾着袋に体操服が入ってるんだから。
なんかもういやだ…。
とりあえず急いで探しに行かせました。
ひかるのスイミングに行かないといけないため時間がありません。
いわゆるケツカッチンです。
「すぐに見つけて帰ってこないと鍵を掛けてあんたを置いて出かけるぞ!」と脅迫して探しに行かせました。
我が家は学校のすぐ傍です。というか家から学校が目の前に見えています。普通に歩けば5分の距離。(因みにあきらにとっては45分間の距離ですが!)
彼は約10分後に帰って来ました。あきらにしては頑張った。
わたし 「あった?!」
あきら 「なかった」
ギャフン!
「なかった」で済むかぃ!「なかった」で!!!
だいたいあんな大きな物が見つからないのがおかしい。
一体何処を探したんでしょうかこの人は。
なんかもういやだ…。
再度探しに行かせ、私もすぐ後を追うことにしました。あの人に任せていたら埒があきません。
あきらに「学校の落し物コーナーは見た?」と訊ねましたが、見てないと答えます。
まず最初に見ろよそこを!!
なんかもういやだ…。
「落し物コーナーも必ず見ろ!見つけてこないとあんたを置いて出かけるぞ!」と再度脅迫して家を追い出し、スイミングの準備をしてひかるを自転車の後ろに乗せて学校に向かいました。
すると向こうからあきらがポテポテと歩いて帰って来ます。
手には体操服袋を持っていて、私の姿を確認するや、それをこちらに向かって得意げに掲げて見せるではありませんか。
ぎー!!
なんかもうすごい腹が立つ!!
もう、そのポテポテした歩き方からして腹立たしい。
ダッシュで戻れダッシュで!!
ケツカッチンや言うてるねんこっちは!!
そして得意げに掲げるところが腹立たしい。
なんか「俺の手柄」的な態度が腹立たしい。
結局どこで見つかったのかと言うと
あきら 「え~?職員室に、先生が持って行ってた」
先生のせいにするな!!
あきらが教室に忘れて帰ってるから預かって下さっていたのか、他の生徒がどこかで拾って職員室に届けてくれたのか、おそらくどちらかでしょう…。
先生すみません…。
私、なんかもういやだ…。
なんかもう、色々いやだ…。
疲れました。
本当に疲れました。
その後急いでひかるのスイミングへ。
ひかるくんは人生初のスイミング。今日が第1回目です。
ひかるくん。
スイミングのあいだ、
ずっと泣いていました。
観覧席からはガラス越しだし距離もあるので声は聞こえませんが、口の動きからして、ずっと「おかーさん おかーさん」と言って泣いていました。
でも、泣きながらも、先生に言われたことを必死でやろうと頑張っていたので、偉かったと思います。
来週からもう行きたくないと言うかと思いきや、夜、お風呂で、今日習ったことを教えてくれました。
あきらの株が大暴落して(暴落する余地がまだ残っていたのかは甚だ疑問)、ひかるの株が急上昇した一日でした。