BAN-BANラジオの加古川レポートに出演することになり、
1年ぶり💦 なにを話そう・・・ずい分悩みました。
1年前、高野山奥の院で偶然見た初代豊澤團平の墓のことが脳裏に
浮かんだ。加古川出身の偉人だし、郷土出身の偉人をもっと今の
若い人たちにも知ってもらいたいとの思いから行動に移しました。
先月も菩提所に参らせてもらいましたが、ご住職にお話を聞かせて
いただきたいと思って4月16日に再度お参りしました。
御朱印
↓令和6年4月16日撮影
6人の子供・・・長男の亡くなった後に建てたというから
5人の子供の名前が刻まれている数字はあっている。
墓碑は、近年建てかえられたそうです。どおりで綺麗。
子孫の方は大阪にいらっしゃって毎年、お参りにこられて
いるそうです。
先日、借りた有吉佐和子の「一の糸」を一気読みしました。
豊澤團平と妻・千賀の生涯をモデルして書かれたもので、史実と
違うところも多々ありましたが、久しぶりに読んだ長編小説に
満足感を感じております。
昭和15年(1940)に公開された映画(浪花女)は
團平夫妻の「壺坂霊験記」製作秘話をモデルに制作された。
團平を坂東好太郎、千賀を田中絹代さんが演じている。
昭和30年代には文学座で「名人 豊澤團平」として人形浄瑠璃で
豊澤團平物語が上演されています。
豊澤團平の物語が映画、文楽、お芝居でも展開されていました。
豊澤團平の生涯を辿ってみて、その業績は日本の伝統芸能に大きなものを
残しています。世界遺産である弘法大師の御廟がある高野山奥之院にも
豊澤團平の名が残っていることは加古川の誇りといえよう。