1月28日(日)

 

重要文化財の「鐘楼」「護摩堂」の修理が円成し、

午後2時から本堂に於いて修復完成記念式典がありました。

 

 

  上差し鐘楼

修復記念式典の中で95年ぶりの葺き替え工事の説明がありました。

 

ほとんどの古瓦を再利用され、6000枚以上の瓦をいったん取り外し、

実測分類し、修理を施しながら上手く組み合わせる形で再編されたそうです。

 

 

伝統工法で修理する写真を見ながら説明を聞いていましたが、

職人さんの技量の凄さが伝わってきました。

 

 

  上差し護摩堂の屋根

また、護摩堂修理の中では鳥衾瓦の上面に文亀元年(1501)年の

ヘラ書き(文亀元年三月中旬大工藤次郎)された護摩堂よりも60年

古い瓦が見つかったそうです。

 

 

この瓦は仁王門の巴瓦と細かい点で完全に一致することから仁王門の瓦として

作られたことが分かったことで、これまで仁王門の建立時期が空白だったのが

今回の修理で文亀元年には仁王門が建築されていたことが確認できました。

    

 

新たな発見!。すごいです。

     ***写真は、鶴林寺 鐘楼・護摩堂 屋根葺き替え修理工事の記録より***

 

 

 

来賓のご挨拶、工事に関わった人たちへの感謝状授与、

またとない機会に立ち会えて感謝いたします。

 

 

記念に護符をいただきました。

毎日の安全運転を願い、車内に置かせてもらいます。

 

 

 

 

 

刀田山 鶴林寺

加古川市加古川町北在家424

電話:079-454-7053