8月22日(木)
筑前さん墓前祭
午前10時より妻鹿の黒田職隆公廟所 で墓前祭が執り行われました。
※黒田職隆公廟所は黒田官兵衛の父・職隆の廟所。
職隆公は、地元の人たちからは「筑前さん」と呼ばれています。
江戸時代、天明3年(1783)に寺の住職が妻鹿村(現姫路市飾磨区妻鹿)にて
職隆公の墓所を発見し福岡藩に報告。
福岡藩役員が調査し、墓所の地中深くより5つの珪化木を掘り出しました。
翌年、福岡藩主であった黒田斉隆公の藩命により、墓所のあった場所には
玉垣など巡らし、立派な御廟所を造営された。
天明4年に建てられた灯籠です。
周囲の玉垣と石垣も天明4年当時のものだそうです。
心光寺のご住職の読経に始まり、厳かなうちに職隆公の墓前に地元の方々、
黒田武士顕彰会、廣峯神社、妻鹿文化財顕彰保存会、一般の方々が順次
お参りしました。
地元のケーブルテレビも取材に来ていました。
1年前の珪化木帰還祭では、廟所から、近くの観音堂までの約10分、
珪化木が妻鹿の町を巡行 したっけ!記憶がよみがえってきました。
黒田職隆公廟所
姫路市飾磨区妻鹿字元宮372番1