今日の花
ハギ は マメ科ハギ属の総称。秋の七草のひとつです。
万葉集に一番多く登場する花だそうです。
花言葉は、「思案」 「内気」 「柔軟な精神」。
ハギと観音様
円照寺の観音様は、左手に蓮の花を持っていらしゃいます。
ハギの花に囲まれ慈愛に満ちたお顔をされています。
右手には何をお持ちなんでしょう。。。。。気になるところです。
古くから日本人が親しんできた
ハギの仲間は種類が多いそうです。
ミヤギノハギ
夏の終わりから秋にかけて多数の赤紫色の花を咲かせます。
観音様を囲んで咲いているのはミヤギノハギだそうです。
別名「夏萩」ともいい、夏のうちから美しい紅紫色の花をつける。花つきがよく、
開花期には枝が地面に付くほど垂れ下がり、その優美な姿からハギの中では
もっとも人気が高い。
ミヤギノハギという名前については、宮城野(仙台)を原産地とする説や、地名とは
関係なく花の美しさを表すために「宮城野」いう美称が付けられたという説がある。
「ハギ」は、「生える芽(キ)」を語源とし、株元からよく芽を出す性質を示す。
***庭木図鑑参照***
明日香ハギ
薄いピンク色した花を咲かせます。
ミヤギノハギと比べてみるとよく分かります。。。やさしい雰囲気がします。
赤ハギ
境内ではアカハギが咲き誇っています。
小豆の赤紫色がハギの花の色に似ています。
昔から赤紫色は邪気を祓い、清められる色とも伝えられています。
白花ハギ
白色の蝶の形をした花を咲かせます。
紅白のハギが花と葉の枝を広げ境内を埋め尽くすかのように咲いている姿は
秋らしい風情です。
ムサシノハギ
ハギの仲間の中では遅咲きです。
どんな色の花が咲くかと待っていました。やっと赤色の花が咲き始めました。
秋のお彼岸の入り。
円照寺ではハギの花が咲きそろって仏様をお迎え。。。
円照寺
加古川市志方町広尾1029
TEL:079-452-2067