快晴!祭りシーズンの空の色

この空色が続きますように・・・(祈)


 


灘のけんか祭り で有名な松原八幡神社に行ってきました。

ここは、官兵衛ゆかりの地としても紹介されています。


 
松原八幡神社 楼門 延宝7年(1679)12月建立)

神社の周りは、祭りの準備がすすんでいました。


    
神社前の桟敷席


 
 松原八幡神社 拝殿

 


 

神輿奉据祭がとり行われ拝殿に神輿が据えられていました。
いよいよ祭の到来!出番を待っています。



 
 
拝殿奥内では、近くの運送会社の従業員のみなさんが安全祈願されて
いました。



  
松原八幡神社絵馬殿由来案内碑


羽柴秀吉がこの地を平定したとき、この神社を城南の芝原(今の姫路市豊沢町)に遷すように命じた。その際、秀吉に松原は由緒ある地だと諭し、この地での存続を懇願したのが、黒田官兵衛だといわれている。

千石千貫といわれた社領を六十石に減じられてしまいましたが、松原八幡神社はこの地で存続することができました。また、官兵衛は天正12年に松原八幡宮が復興の際に、拝殿を寄進したと伝えられている。

寄進された拝殿は、後に絵馬堂として移築され、昭和56年まで使用されていました。現在は、老朽化し解体され新たに絵馬堂が新築されました。(略)由来より


 
絵馬堂



残念ながら官兵衛の寄進した拝殿(絵馬堂)はありません。
中に古い絵馬が懸けてあったが祭りのためのローブが張られていて
見ることができませんでした。


絵馬堂内に「秋季大祭氏子七村屋台桴」の額が懸けてありました。





松原八幡神社由来説明板




  
    

社殿

 

神輿蔵




  
 神樂殿



境内をぐるりめぐってみました。 
 

                            住吉社                           神明社

小さな社がいくつも祀られていました。


    

宮白大明神

鳥居をくぐり奥に進むと社がありました。

掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の・・・・
祓詞が貼ってありました。

 

五社殿
左から(、弁財天社・八坂社・地神社・天満社・恵美酒社 ).


 

 手水舎


そして境内には播磨聖人 亀山雲平の碑もあり、短時間ではめぐりきれません。

 
節宇 亀山先生遺蹟之碑




松原八幡神社では、官兵衛ゆかりの品を見ることができませんでしたが、
昨年、妻鹿町資料館で、りっぱな官兵衛ゆかりのものを見せていただきました。



妻鹿地区の屋台の高欄掛けには官兵衛、職隆親子の図が描かれています。
(平成14年3月28日撮影)

 
黒田官兵衛・職隆親子の高欄掛け  

 

 

そして妻鹿にゆかりのある母里太兵衛も描かれています。


 
母里太兵衛の高欄掛け



 



平成19年まで実際使われていた先代の屋台に装着して設置されています。


祭り本番、妻鹿地区の屋台の高欄掛けを見る楽しみが増えました。





 
灘のけんかまつりは、毎年10月14日と15日に行われます。
播磨を代表する祭り「灘のけんかまつり」が、現存しているのは
官兵衛さんのおかげかもしれませんね。