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前回、悪い習慣に気づき、それを捨て去り、
良い習慣をインストールするしかない話をしました
私たちは社会からも文化からも悪いプログラミングを
受けているのです
一方でお金はまさしく奇跡です何かを交換するための
媒体として発明されシンボルとしての価値を持つことによって
迅速な交換ができるのです
おかげで昔は出来なかったようなあらゆる種類の交換や
取引や商売が発達しました、とても効率的でスピーディーです
自分の穀物を抱えてその一部を牛乳と交換し、それから
その牛乳を純金と交換し、それからその純金を荷馬車と交換する
と言った面倒なことをしなくてもお金が全て行ってくれるのです
自分の商品を売って受け取りそのお金で他の物を買うことが
できるのです、そういう意味では人類の素晴らしい発明品です
さて問題はお金を大量に使うようになり
それが共通の基準となったときに生じました
何よりもお金が価値の交換に使われるようになり
お金は言語や文化に織り込まれ現実のシステム全体に
織り込まれ今では実際の資産やお金以外の価値と
お金とを混同してしまっています
どういうことか説明しましょう、
大半の人はお金に価値があると考えています
自分の所有する紙幣や硬貨そのものに内在する
価値があると考えます無意識にそう考えます
1万円札は他の同等のものと交換可能であると信じています、
なにが有ろうと1万円相当の価値があるものには誰でも1万円札を
くれるし1万円札をあげればそれに見合う価値を受け取れっると
信じているわけです
でも現実は違うのです、
1万円札には紙とインクと印刷代を入れても２～3円しかかからず
それ自体にはそれ以上の内在する価値はありません、
お金が純金に裏打ちされていた金本位制は
数十年前に廃止されました
今では存在していませんフォートノックスにあった金塊保管所には
もはや金塊はなくお金を裏打ちするものがないのです、
これは長期にわたって徐々に起こったので
大半の人はそのことに気づいておらず、
その意味することが理解できておりません
価値の基準がお金になり今は世界のほとんどの国々で
そうなっていますお金には何も内在する価値がないのに
私たちはお金に価値があると考え
そう考えるからいつもお金を欲しがりお金を追い求めるのです
だからお金を稼がなくてはと言うわけです
実際私たちの思考プロセス全体や言語に織り込まれているので
住宅の借り換えをするときも住宅のローンを借り換えをして、
いくらかのお金を手に入れるつもりだよというように
まるでそのお金が家に内在する価値であるかのような
言い方をします
住宅ローンの借り換えをして自宅の価値の一部を使って
休暇を買うつもりですとか自宅の資産価値の一部を休暇と交換する
つもりですとは言わないのです必ず頭の中でお金に換算します
現実を反映しているわけですお金そのものに価値があると
信じ込み住宅の資産価値についても頭の中でお金に換算し
何かを買うために住宅の資産価値からお金を手に入れるとか
住宅ローンの借り換えをしてお金を手に入れてそのお金で他のもをの
買うなどという話し方にするまでになると本当に大問題です
お金自体に価値があるわけではないのですから
資産や貴重品こそ価値があるのであって
お金を追いかけまわしたりお金儲けに一心不乱に
取り組んでも決して富は築けません
byエベン
お金に内在する価値がないことは誰でも
頭ではわかっています
住宅ローンの借り換えにしても、言葉尻だ、と
しかし、
人間が感情や無意識で習慣化したり行動する
ことが、とても怖いですね
大したことは無いと思っている、その習慣が
自分をぬけだせなくしているようです
自分の感情や習慣、ルーティンと丁寧に
一度向合う必要がありますね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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