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前回、人間の進化は非常にゆっくりだが
文化、ビジネス、知識の進化は非常に早く
これに脳が対応するようにできていない
「思考は現実化する」の著書ナポレオンヒルは
起業の成功の秘訣を本当に理解している人は
10万人に1人もいないと語っています
親から子へ代々財産を受け継いでいき、
すぐれたプログラミングを開発し、すばらしい
習慣を身に付け、人間の脳の悪い習慣を
克服する人たちもいるでしょう
富を稼ぎ蓄積している人たちさえ、たいていは
運がよかっただけなのです、ですがたえず富を
稼ぎ蓄積する方法を考えた人たちの歩んだ道が
あり、その跡が残されています
私たちの先祖が進化によって適応した生活は
経験、世界、環境、状況において存在しない
私たちの先祖の環境とは何らかの資源や食べ物
あるいはそれと引き換えられるものが手に入ったら
すぐに利用します
利用可能な富があればできるだけ素早く
使ってしまいました
翌日には利用できないから
一番の資源であった食べ物があれば
直ちに食べてしまいました
現代ではお金が手に入ったらすぐに
消費します物を買うのです
さらにクレジットカードの登場で分割で
誰でも物が買えます、将来を抵当にいれ
消費できるのは現代の発明です
私たちの思考は直ちにできるだけたくさん
消費するようになっています
実際、お金という形で富を蓄積するように
なったことと、一定の土地を使えるように
なったことが象徴的な変化です
いずれも最近のことです
土地を耕して食べ物を育てられるように
なったため、移動する必要がなくなり土地が
価値をもつようになったのです
価値や資産を一つのところで蓄積できる富
という概念そのものが真新しい発明だったのです
進化という面で私たちは富を気づく方法を
考え出したばかりですがそれによって大きな
課題が出てきました
私たちは富を気づく方法を学ばないと
いけません
もう一つの発明は長期的な未来の計画を
立てるという考え方です
人間が長生きするようになったからです
人生が短かったころは長期計画の必要も
なくそのためのツールやメソッドもなく資産や
価値を増やす仕組もありませんでした
最近の発明であって、大半の人は苦手です
移動する生活から農業の方法を学んで
定住する生活に移行したことで富とみなされる
ものを生み出すことに少しずつなじみ始めました
食料を大量に備蓄していることや土地を
所有していることが富とみなされ人々は
富になじみだし富を取り扱い、ある資産を
別の資産と交換したりして、その仕組みを
使うようになりました
現代の私たちは非常に切り離されています
多くの場合大きな会社や企業の一員として働き
福利として給料をもらい、そのお金でものやサービスを
手に入れます
物の投資やコストについて実際的な感覚が
ないのです、自分で全て計算することは
ありません
例えば25万円のTVをかうには700時間働かないと
いけない、しかも税金が引かれ色々な支払いをした
残りが自由に使えるぶんだ、
とは考えず
25万円ならキャッシングができるから後で払える、
どのように払うかはまた後で考えよう・・・
ある意味、お金、特に借金することについて
現実味がなくなってしまったのです
ライフスタイルは向上したものの資産や富を
蓄積する能力という面では逆に後退したのです。
私がここで言いたいのは、私たちは生まれつき
お金を上手に使えるようにできていないという
ことです。
byエベン
長期的に富を築き蓄積する億万長者は偶然や
運だけではなく人間の持っている能力をしっかり
知ったうえで豊かになっていることに気づかされます
自分自身を知ることはとても大事ですね
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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