自己実現
自己実現を目標に置く人は
意味を満たす、自己自身の内ではなく
自己自身の外側に意味を充たす。
その程度に応じてのみ
実現することができる
自己実現は目標として設定される
ものではなく自己超越の副次的結果
として生じるもので
満たされる意味や出会う人に
差し向けられる根本的事実。
自己実現の代表的アブラハム・マズローも
「自己実現を直接的に追及する人々は、
人生の使命から切り離されて、実際に
自己実現を達成することはないという
フランクルの経験は私のそれと一致する」。
人生において重要なのは、
意味を与えることではなく、
意味を見出すことなのです。
意味を探し求める際に、人間を導くのが
良心です。一言でいえば意味器官なのです。
良心の覚醒によってのみ人間は
「抵抗」力をつける。
何が重要で何がそうでないか、
何が本質で何がそうでないか、
何に意味があり何に意味がないか
ということです。
意味というものは与えられるものではなく、
見出されねばならないものです。
次の3つの仕方で意味を見出しもする
何かを行ったり創造したりすることの
中に意味を見ます。
体験したり誰かを愛したりすることの中に
意味を見ます。
直面する、どうすることもできない絶望的な
状況においても意味を見る。
重要なことは人間が避けることも
変えることもできない運命に出会った
ときにとる心構えと態度です。
この心構えと態度によって、人間は
その人にしかできない、あることを証明する
ことができるのです。
それは
苦悩をひとつの業績に転換するということです。
何らかの事実についての価値判断を下さず、
価値体験についての事実確認をするのです。
創造価値
体験価値
態度価値
ヒエラルヒーによって態度価値が創造価値や体験価値
よりも高い位置にあることが証明されています。
苦悩に出会った時にどういう態度を取るかによって、
われわれは「苦悩を業績に転換」することができるのですが、
破局に直面して初めて、それを最高の業績に転換するよう
決断する人々がいるということです。
アルバート・アインシュタインはかつてこう言いました。
「自分の人生を無意味に思う人は、不幸であるばかりか、
生き抜く力も湧いてこない」。
人間は何かあるものに向かって生きる場合にのみ
生き続けることができるのです。
ただ単に生き続けることは、最高の価値では
ありえないということです。
人間であるということは、自分自身ではない
何かに向かって方向づけられ、秩序づけられて
いるということです。
人間の現存在がもはや自分自身を超えて外へと
指しむかうことがなくなるならば、その途端に
生きながらえることは無意味になる、いや
それどころか、不可能にさえなります。
意味への意志
E・V・フランクル
この書籍から私が気になるところを一部
抜粋したもので、人間や人を事業や起業に
置き換えてもやはり、同じことになるのは
人が繰り出すものだからでしょうね。
私の勝手な解釈ですので書籍
「意味への意志」E・V・フランクルを
一読してみてください。
自分の本当にやりたいことの意味を
見出し、良心を覚醒させる。
「覚醒!! やりがいビジネスプロジェクト」
あなたは、自分を知っていますか？
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
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