自分を深く理解し、「自分はこれでいいんだ」とほっとできる
自分の特徴を活かし、勇気をもって行動できるようになる
自分のペースを守り、心地よいテンポで人生を歩めるようになる
コーチング・ライティング・つむぎ学の知識を使って、一歩踏み出すお手伝いをさせていただきます🌸
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皆さんこんにちは、タンジです^^
今年は梅雨入りがはやい！なんて話もありましたが、関東はなかなか梅雨入りせず…
湿度高いの苦手なので、できたらもうしばらくこのままでいてほしいなあ、なんて思ってたりします
さてさて、今日はうつ病からの回復期のことを書いていきたいと思います💡
うつ病の最中、「書く」ことによって自分と対話する習慣を身につけた私。
自分を俯瞰しつつ、感情の細部まで見つめる。
その２つを並行していくことで、自分について様々な発見をしていきます。
この記事を書くにあたり、当時書いていたノートを、書いた時ぶりにめくってみました。
最初のうちは、文章にもならなくて、
「辛い」「しんどい」「消えてなくなりたい」
みたいな単語ばっかりだったんですが、だんだん自分を深掘りする文章が増えていきました。
そこにかかれていたのは、
・自分がこうなったのは、自分の感情を押さえつけて、感情が出しているサインを無視していたから
・過去からの自分への接し方が蓄積した結果が今。仕事のことは、きっかけに過ぎない。
・自分の考え方・スタンスを変えなければ、何度も今と同じことになるだろう
・立ち止まることを許された今この時に、しっかり自分と過去と向き合うことが必要な気がする
そんな内容でした。
自分のことを知るための本を探すようになり
アダルトチルドレンや、HSPといった概念にも出会うことになります。
また、リハビリがてら図書館に通うことにして、いろんな小説を読み漁りました。
読んで読んで、書いて書いて。
その繰り返しが、今の私の文章の礎になっているのかもしれません。
この時、休み始めてから３カ月ほどたっていたのですが、ようやく
「休まなければいけない時なんだな」「ここでしっかり立て直さなければいけないんだな」
と、冷静に考えられるようになっていきました(それまでは、「早く元通りにならなきゃ」と焦りまくってたんです
）
そして、このころから
「生まれなおした」かのような、
とても貴重な体験をしていくことになります。
始まりは、道路わきの下段に植えられている花を見て、
「あ、きれいだな」
と感じたことでした。
なんか、すごく新鮮な感覚だったんです。
花には色があるんだな、こんなにきれいなんだな、って。
なんてことない花だったのに、その美しさにものすごく感動したんです。
うつ病になってから、何を見ても興味関心が湧かないというか
すごく平面的で味気ない世界に生きていたんだなと気づき
何なら、物心ついた時から、こういう小さな美しさに目を向ける余裕がなかったんじゃないかなって。
その日を皮切りに、それまで当たり前だったものへの視点が変わっていきました。
いろんなことが出来なくなっていた分、なにかができることに対する嬉しさやありがたみを強く感じるようになり
普通に外を出歩けること
人の話を聞いて理解できること
朝起きて、朝日を浴びられること
その日の天気を味わえること
美味しいご飯をおいしく食べられること
字を読めて、かけること
自分で料理を作れること
買い物に行けること
初めてできた時もこんな気持ちだったんじゃないかなって言うくらい
新鮮で、できたことがうれしくて。
見るものすべてが、すごくキラキラしてたというか、それまでとは違った表情に感じられて
身体も心もすごく繊細になっていたから、それゆえにしんどかったこともあるんですけど
いいものにもすごく敏感になっていて、初めて気づくこともたくさんあって
病気だったにもかかわらず、すごく楽しくて、嬉しくて、大切な時間だったなあと
そう感じています。
そうそう、いまでもすごく印象に残っている体験があって💡
職場での面談があったので、実家と自宅を時々行き来していたんですけど、
自宅にいる日数があまり長くないので、食事は基本買い食いで済ませていたんですね。
食生活の乱れと、面談に当たっての緊張感と疲労が相まって、すごく具合が悪くなってしまって
ものすごくヘロヘロの状態で実家に帰ったんです。
その様子を見た母が、私の症状によさそうなご飯を作ってくれて
最初全然食欲なかったんですけど、試しに一口食べてみたら、どんどん元気になっていって
母の愛情だったり、食材の新鮮さだったり
そういうエネルギーが、私を助けてくれたのかなって。
霊感みたいなものは全くない私ですが、この頃あたりから
「目に見えないけど、エネルギーは確実に存在するんだな」
と感じるようになっていたんだと思います。
そんなこんなで、日々新鮮さを味わいながら生活していくことで、大分回復していったのですが
そのころ、実家では祖父の介護のことでかなり雰囲気が悪くなっていて、その雰囲気にやられてしまって
しょっちゅううなされ、寝るたびに金縛りにあうようになってしまったので、
4か月くらいで、神奈川の自宅に戻って療養を続けることにしました。
そのあたりから、職場の人とメールのやりとりをしてみたり
職場にもご挨拶に行ったりして
当時寮に住んでいたので、寮にいる同期と一緒に食事をしていろいろ話してみたり
最初すごく怖かったんですけど、みんな心配してくれてたこと、待っていてくれたことがわかって
徐々に仕事に行く勇気も出てきて
約半年で、復帰することになりました。
職場がいろいろ配慮してくれたこともあって、順調に回復し
投薬治療を最低2年は続けることになる、といわれていたんですが、1年で治療を終えることもできました。
心配しながらも見守ってくれていた家族、
家族には言えない気持ちを聞いてくれて、ずっと支え続けてくれた大切な友人たち
大変だったろうに、あたたかい言葉をかけてくれた職場の同僚のみなさん
久々に出勤するとき、一緒に通勤してくれた寮の友達
すごくたくさんの人に支えられて生きていることが実感できて
本当に辛くて、しんどい期間だったけれど、その分学んだことも半端なく多くて
私にとっては、絶対に必要な期間だったんだろうなと
今の私を形作る、すごく貴重な経験だったなと
10年弱たった今、そんな風に考えることができるようになりました。
とはいえ、その後も後遺症というか、自律神経の不安定さには悩まされましたし、
薬の影響で半年で10キロ以上太り、その後半年で10キロ戻って
急激な体重変動のせいで、身体もおかしくなったし
やっぱり心身の健康が大事、ということも合わせて実感することになったんですけどね…😱
でも、人間喉元過ぎれば熱さを忘れる生き物なので
元気になった後は、ついついまた無茶をしてしまう自分に逆戻りしちゃったんですね。
復帰して1年くらいたったころには、また仕事一直線みたいな感じになって
自分の力量も考えず仕事を引き受けてしまって（というか、人目をきにして断れなかったんですけど）
異動直前、またメンタルがかなり不安定になってしまって、周りのみなさんに迷惑をかけてしまいました。
すごくお世話になったのに、最後は人間関係も悪化してしまって、逃げるように異動するみたいになってしまって。
ちゃんと自分のラインを守って仕事をしなきゃいけなかったなあって、すごく反省しています。
こうして振り返ってみて思ったのは、
「せっかくいいことたくさん気づけてたのに、生活に追われていると忘れちゃうのね～
」
ということ。
療養中に気づいたことをちゃんと実践して生きていたら、
もっと早く、今の私の状態に近づけたんじゃないかなって思ったりもして。
このあとも紆余曲折あり、回り道をしまくることになるんですよねえ。。。
とはいえ、この回り道のさなかに経験したことも自分の糧になっているので、
全然後悔していないというか、むしろ必要なことだったんだなとはおもっているのですが
明日からは、役所人生の中の最盛期！2個目の職場での、大変だけどたのしかった日々を綴っていきます。
恋愛面・生活面でいろいろと迷走し、夫と出会うけど借金も作る、みたいな
これまたドタバタな展開になりますので、こうご期待！
今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました^^
良い一日をおすごしくださいませ～！