お盆とか、法事とか、お墓参りとか。

父方の行事に参加すると必ず怪奇現象が起こるのが

ずっと悩みだったのだけど

それがおばあちゃんの仕業だといずみが気づいたら

あっさりなくなったことを

以前の記事で書いていた。



なので実家に泊まる時に息子が

「またテレビとか電気とかつくかなあ?」

って聞いてきたけど

多分もう起こらないよと答えた。



実家に泊まると言っても息子は

そこから部活に通って

そうなると半日いないので

お墓参りはいずみだけで行ったけれど

やはりもう何も起きなかった。




書いてなかったけれどこんな事もあった。

数年前、息子が中学一年生の時

弟が掛川花鳥園に連れて行ってくれた。

ところが帰りの高速を出る時、ETCが作動せず

料金所のポールが降りた。

!!!!

「ご、ごめん!!」

もう自分のせいだと分かって反射的に謝ってたw

なぜかっていうと、弟の愛車がおテスラで、

それはそれは大切にしているところへ、

ポールで傷など付こうものなら

大変なお怒りだと思ったから。

はっっ、弟は事情を知らないんだった!

おばあちゃんこれはやり過ぎだったよ。



でも、本当はおばあちゃん、

弟にも言いたいことがあるのかもしれない。

弟は頑固頭だから

もういずみにしか言ってこないだけなのかな。





いずみがお墓の番をするようになって

おばあちゃんはほっとしている気がする。

お墓にも思い入れがあったみたいだけど

子どもたちも高齢になって次々に病気になって

お墓も実家も荒れているからね。



お墓や仏壇の管理などを継ぐということを

長男に限らず、

お嫁さんや女性の孫に頼みたいと思っている先祖が

中にはいるそうなんだよ。


自分がそれに当たるかは分からないけど

おばあちゃんに対して

いろんな思いを抱いているのは

孫の中でいずみが一番だろうとは思う。


もしくは条件的に一番

お墓に通いやすいからかもしれないな。






でもね、おばあちゃんも知ってる通り、

いずみは20年近く前から「墓はいらない」と言って

親や夫、その他諸々から袋叩きにされたような

非常識人間だよ。

宗教も大嫌いだった。



ただ個人的に、

おばあちゃんが可愛がってくれていたことを思い出したから、

お墓とか宗派とか関係なく

おばあちゃんと、

全ての先祖が満たされますようにって

思っているだけなんだよ。













この木、昔おばあちゃん家にもあったね。

生垣に使用されていたね。

おばあちゃんのお墓に通うのはいずみがやるよ。


でもね、お墓や仏壇の継承は

時代に合わなくなってきているんだよ。

もう、

「物」を継承する時代じゃないのかもしれない。

いずみは古い物も好きだけど

古い物は管理に労力が必要だからね。



そんな中

一番大切なのは

変わっていく価値観について話し合える関係なんだと思うんだよ。