今年もこの時期がやってきたよ。

それは愛犬ショコラの命日。

先週息子が夢に出てきて一緒に遊んだと言ったので

毎年ちゃんとアピールするんだなと思った。

アピールじゃなくてサービスか。



ショコラについては過去にも書いているけど

いずみの想像のはるか上をいく

不思議な犬だった。


今思うとだけど。


当時はあまり意識するこもなく

異常なまでの食いしん坊やマヌケな行動などが

日々目についてしまい

またいずみの体が万全ではなかったので

育児の二の次になってしまっていた。









さてショコラが不思議だった一つは

その異常なまでの食いしん坊による

盗み食いの技だった。

あのねこれが凄かったのよ。


盗み食いする犬なんていると思うよ。

だけどショコラの盗みはちょっと違った。




盗み食いって人がいない時にするじゃない?

ショコラの盗み食いは

その場に人間の大人が何人いても

成功率100%を誇る。







プロボクサーの井上尚弥さんが

どうやって相手の隙を見つけるかというと

相手の集中力が途切れた瞬間、

目とか呼吸とかの

一瞬の間を逃さないことなんだそう。







いつも感心していたんだけど、

ショコラはこれをやっていた。

彼女は人間全員の集中力が同時に途切れた瞬間を

瞬時に察知して一気に食らいついた!

そんな事、精神科医や心理士でも難しい。

だって複数人だよ。5〜6人。

しかも目線は確認していない。

だから呼吸か、それ以外か。


お節料理やお祝い料理の大皿がメインで、

口をつけてしまえば人間は食べられないから

その後気づかれてももう自分のもの。

マヌケなイメージだったショコラも、

こういう時人間は惨敗だった。  





マヌケなイメージというのは表の顔で

他にも瞬時に理解することがあった。

ショコラはいずみが頭で思うだけで返事をしてきた


例えば

「このフルーツ少しショコラにあげよ」

って思っただけで

「ワンッ!」と走ってくる。


「今日は(ショコラを置いて)

 子どもと公園に行こう」

と考えているだけでワンワンと吠えて抗議する。


粗相をするととても悲しそうにしていた。

いずみがイライラするからだ。

一言も怒らなくてもしょんぼりした。

かわいそうなことをしてしまった。

わざとじゃないのに。




とにかくショコラは人の集中力が途切れた瞬間を

何人であっても瞬時に捉える能力があった。





プロボクサーの能力なのだ!





それを盗み食いに応用するだけで。

普段は短い足で

テチテチ、ヨチヨチ歩いて、

笑いをかっさらっていくけれど。



 



夫が半ば飼育放棄のように飼っていた犬だけど

驚きと笑いを提供して

姉として息子の面倒を見て

いずみと息子の中の存在感は絶大になった。





何年経っても忘れないし、大好きなままなんだよ。








  







不恰好な今年初の栗きんとん。

作っただけよしとする。


昨年からお供えを奮発することにしたけど

まだ用意してなかったことに気づく。

栗きんとん冷凍してあるから、

これでもいいかなー?