もう一ヵ月ほど前の出来事なんだけど
印象的な出来事があって
どうしても書き残しておきたいと思った事を
今日は書くね。
うちには中三の息子が居て
8月の上旬まで卓球部に所属していた。
色々な事があったけれど
結論からするととてもいい部活で
数々の貴重な体験をし、
親も子もとても楽しんだ。
それは他の親子も同じだったようで
駆け抜けた二年半を偲ぼうと
9月に打ち上げが行われた。
これだけでも良い部活だったというのがわかるよね。
結束してないとこうはならないもんね。
お昼に集まってみんなで食事をし談笑する
そんな会で、役員の方々からの
思い出や激励の言葉などがあったのだけどね。
もう、いずみは親としての異端児だという事を
はっきりくっきり認識したよ。
えええもうはぐれ者ですとも。
この部活、子どももハードだったけど
それを支える保護者達も
それはそれはハードだったと思う。
し、皆さん大変だったと言ってた。
それでね、役員の方がそのことについて
こう話されたのよ。
君たちは卓球を頑張ってきたけれど
自分だけでやってきたわけじゃないと。
保護者のサポートがあってこその成果で、
そのことを親に感謝しなくてはいけないと。
反抗期の子たちに戒めの意味を込めて。
そして大いに共感されていた。
かたやいずみ
↓
あー良かった、何も言わなくて!!
だっていずみ、息子には
「産みたくて産んで勝手に育ててるんだから
感謝なんかしなくていい。」
なんて言ってるからね!
でも本当に全く、
子どもに感謝されたいとは思わないのだ。
嫌われたら悲しいけど、感謝の必要はない。
誰もこんな事言ってないのよ!
むしろそれに驚いた。
みんな感謝欲しいの?
それとも感謝する事を教えるため?
あと一つ、最後に私もいいですかと
役員ではないけど男子部長の保護者が発言した。
お寺で 宗教を広める活動もされている方で
とてもいいお話だったのだけど、最後に
いずみにとっては強烈な言葉が聞こえた。
「これから社会に出て、
役に立つとか立たないとかの問題が出てくるし、
社会って本当に厳しいから。」
って言われたの。
役に立つとか立たないとか?
それ、中学生に言っちゃう?
正直、声が出そうなほど驚いた。
「適性が間違ってた」
そういう事に、人生の中で直面する事はある。
そういう事が起こったら
適正なところに行き軌道修正する。
ただそれだけの事ではないのか?
そしてそれを出来るだけ回避できるよう
私達親は子どもの事を
よく観察しようと努力しているのではないの?
ち、違うの?
いや、違わないわ。
いずみはそう思ってる。
一方向から見て役に立たないと判断せず
適性を観察する。
本人が適性を自覚する。
周りにも周知する。
これで問題ないと思う。
だから、決して、
社会は厳しいばかりの所ではない。
この記事の光浦靖子さんのように
大人って楽しくて
世界って楽しいものなんだ。
本来はね。
だけど誤った見方を大人が教えてしまい
厳しい側面だけ見てしまうと
子どもは大人になる事への希望を
失ってしまう。
子どもの頃のいずみみたいに。
だからお願いします、
いずみがまだ出来ないので、
人生を楽しまれている大人の方々、
優しさの中で生きておられる大人の方々、
どの様なお立場の方も、
それを子どもたちに
見せてやってください!
ハズレのりんごでアップルパイを作ったよ。
バターの高騰で
既製品のパイ生地がパサパサよね。
よく言えばヘルシー。
美味しさを追求したいので
いずみはバターを足して焼いている。