自分はこんなにもバカでポンコツだから
これは生まれついてのものだと思っていた。
もちろん頭が良い訳ではないし
体調不良時のIQ低下(自己判断)
は体質によるところも大きい。
ところがある記事を読んで思い出した事がある。
それは小学六年生の子が一人で
乗り換えありの新幹線で祖父母宅に行くという話。
わあすごいね、と思った後
自分も比較的そういう子だったと気づく。
特段外出慣れしている訳でもなく
もちろん電車女子でもなかったが
一度行った所には一人でも行けたし
親と出かけて自分だけ乗り換え便に乗り遅れたとか、
知らない場所で迷子になったとかでも
泣いたりせず親と合流出来る方法を選択していた。
愛想もなかったし、
淡々と手助けを求める子どもを見て
しっかりしたお子さんだと
親はその度に言われたらしい。
今でも覚えているのは、常に
「これだけ大人が居るのだから何とかな
る。自分にも口と足があるから何とか
出来る」
と思っていた事。
だから泣く事も動揺する事もなかった。
もうね、戻りたいよ、この時に。
この時はちゃんと、大人の事も
自分の事も信用していたのだ。
(信用が危ぶまれる出来事はあったけど
まだ臨界点に達していなかった)
だからアクシデントが発生しても
大丈夫だと分かっているから
落ち着いていたわけだ。
「私は、知識と知恵を持っている大人に
協力してもらって解決できる。」
そう信じていた。
ところが大人になってからはどうよ。
まーー呆れるくらいポンコツ。
忘れる、ミスる、思考停止。
でさ、まだ自分の母親を諦めてない時、
母親に自分の気持ちを伝えるという事を
何度かしてきたんだよね。まだ数年前よ。
その時にもよく言われたのが、
あんたは何も言わなくてもすぐ出来た。
一回教えれば次からは確実にその通りにやった。
手がかからなかったから何もしなかった。
だそう。これは何度も言われた。
一方弟はというと、
並外れたIQを持ちながら落ち着きが無く
生活面では手がかかり、大人たちを困らせた。
だから弟の世話ばかりしたと。
うん、少しは分かる。確かにいずみは
物事をすぐに覚えたし、言われた事は
間違わずにその通りに出来た。
今とは別人のようだった。
ところが10代も後半になると
今の様なポンコツ傾向が出てきた。
忘れていたけど最初からじゃなかったんだよね。
出産後は子どもを見ながら、
自分もADHDなのかもと思ったけど。
そして、18歳でパニック障害を患う。
だからこの時はしっちゃかめっちゃかだった。
ポンコツ発症するわ発作は起こすわで。
少し前に、発達障害だと思っても
複雑性PTSDの可能性があると書いたけれど。
パニック障害も親子関係が影響すると言われていて
実際いずみは家庭内がストレスで
こんな歳までその影響を受けている。
そうなると、この後発性のポンコツも
複雑性PTSDの可能性もあるのかなと
また最近ふと思ったのだ。
今となってはポンコツ時代の方が長いし、
脳への血流不足に体質的になりやすいから
ポンコツの自分の方が馴染みがあるけど
10代のうちに気づく事が出来たら
違った人生だったと思うと
後発的にADHD様症状が出た人は
親子関係を見直してみるのもいいと思ったのだ。
お若い方なら特にね。
いずみなんてもう更年期のブレインフォグかも
と思うと区別がつかないもの!ww
それでさ、
何が一番言いたいかというと
「私は、知識と知恵を持っている大人に
協力してもらって解決できる。」
子どもはこう信じている可能性があると
大人が自覚しなければならないという事。
だから大人による数年間の愚行で
せっかくのこの思いを
壊してしまうような事をしない事だ。
身近な大人がね。
もちろんいずみもだむしろお前だ。
そして、大人だからといって
知識と知恵が豊富でない人もいるのが現実。
そんないずみみたいな人は
人に聞く・頼るという事も
大きな知恵なんだとつくづく思ったんだよね。
そうやって一生懸命対応すれば
子どもはそんな大人も
信用すると思うんだよね。
先日記事にした、3年間で生き物が激減した山。
2018年、この頃は生き物の宝庫だった。
その時の玉虫。