続いております17日ネタ。
何せ人生の幼稚園児ですからね。
色々と目新しいんでございますよ。
今まで全ての経験が間違っていたため
これからの人生の中で
まともな価値観によって
経験を積んでいくしかないんでございますよ。
(自尊心打ち砕かれて
自己肯定感低いどころかマイナスで
何を経験したところで間違いだから)
17日の試合の日、
いずみは自分の水筒を忘れてしまった。
うう喉渇いた。
買いに行くつもりではいるけど
立つの面倒くさい。
そう思っていたところに
②のK君ママがおにぎりを買いに行くと言う。
よっしゃー、重い腰が上げられる!
「私も行くー!」
H君のママも行くということで
3人でお弁当屋さんへ行くことに。
誰かと一緒だと面倒じゃないの不思議よね。
そこは城下町ということで商店街があり
車で通っても歩いても
小さいながら興味深いお店が
結構あるのだ。
息子が小さい頃ピアノを習っていた時に
来る機会があったのだけど
なんかこの町好きだなと思っていた。
お店に到着後、何故かいずみまで
おにぎりを買っていた。
いやいや準備万端で来たよ?
だけど10時頃にはもう息子は
おにぎりを全部食べつくしてしまい
おかずしか残っていなかったのだ。
おま、、、でも仕方がない。
そして待望のお茶を手にして店を出た。
するとすぐにH君ママが
ペットボトルを取り出して
帰り道で歩きながら飲みだしたのだ!
!!!いずみ衝撃。
いずみは観覧席に戻ってから
座って飲むものと思い込んでいた。
いや意識すらしなかったよ。
ただここで飲むという発想がなかった。
いや、でもさ良くない?
ずっとお茶飲みたくて、
日曜日の商店街の歩道、
全然人いなくて誰の邪魔にもならないし
自分は今飲みたいんだし。
「私も飲もう!
お茶無くてずっと我慢してた。」
「でしょう、何も飲んでなくて
喉渇いてたんだよ。」
H君ママもそう言った。
たわいもない話をしながら
ぷはーってお茶を飲んで
何か心が喜んでいた。
いずみが席に戻ってからしか
飲まないと思い込んでいたのは
いずみマザーが行儀に厳しく
「座って飲みなさい」
が口癖だったからだ。
だけど時代も変わり
時と場合を判断出来るように
いずみもなっているのだ。とっくに。
もう無意識に脳内の母親の
言いつけを守らなくてもいいのだ。
名店の紅茶を飲んでいるとかじゃない。
歩きながらペットボトルの
お茶を飲んでいるだけ。
けれど目に入る町の様子について
たわいもない話で弾んで
視界の端には晴れやかな空が映って
子どもたちの会場に戻る道すがら。
この穏やかな心の状態と風景が
心の中の大切な場所に保管されるのが分かった。
そしてその日はこんな一日となる。
水の都でもあるこの町。
商店街の一角に湧き水が飲めるように
整備してある場所がある。
水場は生き物チェックを怠らない息子。
はい、この写真でおかしい所が一カ所あります。
どーこだ?