夫が朝まで警察に居た事とその事情を

K君ママに話すことになり、

 

 

 

 

↑この中の夫の行動と

そのほか息子が夫を嫌いな理由となる

それまで夫が息子にしてきた事を

時間の範囲内で話した。

 

今度からどんな態度で

卓球に関わればいいんだろう。

相手によっては

向こうも気まずいと感じるしな。

偶然会ったばっかりに余計な負担を

かけてしまって申し訳ないよ。

 

口から出る言葉とは全く別の

こんな事を考えながら話してた。

 

そして警察官が帰ったのが朝4時半で

1時間しか眠っていなかったものだから

もう眠くて、試合もその時の話も

半分くらいしか覚えていない。

 

 

それでももう、仕方がない。

それに、バレちゃってなんかむしろ楽。

はいはい、うちは腐ってんのよ。

なんてもう一人の自分が思っていた。

 

 

 

今夜はホテルに泊まるよう

警察官に言われていたけどなんか面倒で

試合が終ってから

初詣に行こうとしたけど激込みで却下。

今たこやき屋さんに居るよと連絡をもらい

いずみ達もそこに向かった。

到着した時にはもう

その子たちはいなかったけれど

たこ焼きを持って近くの河原や

山のふもとにある公園を散策した。

 

息子は残っている宿題を仕上げるため

家に帰り、ホテルへはいずみだけが行く事に。

「喧嘩が怖いから

 お母さんはいないほうがいいかも。」

と息子も言ったから。

 

ホテルに着くとK君ママから

LINEが届いていた。

 

「今日は話しにくい事を話してくれて

 ありがとう。

 そんな事を一人で抱えて

 息子君もずっと辛い状況だったと思うと

 胸がしめつけられます。

 私でよければこれからも話してください。

 勿論この事は誰にも話しません。」

長文だったけど要約するとこんな感じ。

 

 

何でいずみは軽蔑されると思ったんだろう?

 

 

愛されオーラ全開で超優秀、

思いやり深いK君を育てた

K君ママにあらせられるぞ。

 

こんな夫と同類の自分は軽蔑される。

こんな状況を受け入れている自分は軽蔑される。

まだそんな風に思っていたという事よね。

そしてK君ママに対しては

この様な状況で軽蔑し、差別する人だと

その可能性があると勝手に思っていた事になる。

失礼極まりない。

こういうところでまだ人を信用できない

自分がいるってことだよね。

 

 

知識を入れて価値観を入れ替えて

少しずつ今までとは違う行動が

出来るようにはなったけれど

予想外の出来事に出くわすと

それまでの考え方のクセが

優位になって出て来てしまうのだろうな。

今後はそれも念頭に置いておこう。

そうすればああまたか、で済むからね。

 

なんか月一でこういう事があるな。

でもステップとしてはちょうどいいかも。

こうでもしなきゃ自覚出来ない事がある。

 

 

で、今回は

今の家庭の状況は腐っているけれど

以前のいずみからしたら仕方のなかった事で

そこを完全に許そうって事が認識できたね。

 

あと、腐った自分を人に見せたけど

軽蔑も差別もされなかったよね。

腐った自分は本来の自分が作った

現実ではないけれど、それでも、

間違った行動により自分がしてしまった事

それを見せても、大丈夫だったよね。

それをちゃんと心に刻むんだよ。

こういう事をどんどん

心に上書きしていくんだよ。

こんな自分でも大丈夫。

見せても大丈夫。

世の中の多くの人はこんな風に

とても優しい。

もう怯えなくていい。

それを知る機会だったんだよ。

 

 

 

何でK君ママと夫を

会わせたりするんだよ神様!

そう思ったけれど

強引にしか思えない偶然により

考えを変えるしかなくなったり

くすぶっていた思いが吹っ切れたり

強制的に少し前に進んだ。

いずみに早く幸せになってほしい神様が

しびれを切らしてやった事かもしれないな。