発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ 著者 ASD発達支援アドバイザーのShizuです。

 

何度注意しても棚の上に登って困っています。

 

というお困りの声。

 

写真を拝見したら、生き生きと棚の上に立つボクちゃんがいました爆  笑

 

ああ~高いところに登るのが好きなんだなあピンクハート

 

と思いました。

 

この場合、棚の上には登らない指導も、ありではあるんだけど、

 

家でずっとつきっきりで見張るのも、疲れますし、まだ、年長さんですから、

 

体力がありあまっているのであれば、

 

家をアスレチックにしちゃえば?

 

雲梯(うんてい)つくっちゃえば?と思いました。

 

 

  遊びで脳を鍛える 棚に登って困るんです

 

  

うんていが脳の働きを高めるというある本を読み

 

長男ソラが、4,5歳のとき、雲梯(うんてい)をつくりました。

 

あまりに筆圧がなく、ふにゃふにゃな字だったのも、うんていで握力がついて改善したと思います。

 

私がラフな設計図をつくり

 

DIYショップでカットや穴あけをしてもらい、組み立てるだけで簡単にできました。(作成者パパですが!爆  笑


我が家の木製手作りうんていです。






下の支えはこんなのを使用

三角の支えは、DIYにあるものを利用

あとは、L字金具を使用


倒すとこんな感じ

 

 

 

ここで重要なのは、棒の太さです。

公園にある鉄棒、うんていの太さは幼児には太いんです!





これは、今小学3年生の次男の手なのですが、このように、お子さんが手を握った時、すっぽりと棒が握れる太さがいいのです。

 





本によると、脳の発達で大切なのは、棒をにぎるときに、親指と人差し指が分かれてつかめること。

親指と人差し指の分化は、障害を抱えるお子さんの場合、分かれず一緒に握ってしまうことが多いのです。

ソラには、手をワニの口に見立てて「ワニがパクっ!」と親指を人差し指を開いて棒を握らせていました。

 

次の場所をよく見てつかむという作業も脳をかなり働かせるようです。

ソラもはじめまったく見ませんでしたからね。


 

我が家のうんていは高さ180センチくらい、ソラを抱っこしながら「見てみて~」と手助けしながらうんていの棒を指の分化に注意して握らせていました。

 

家の中につくるなら、もっと高さ低いものでいいですよね。


 

うんていの効果は、手元を見る力がついた。集中力がついた。

多少なり器用になった。
 

 

握力はついて、小学校1年のとき、うんていに何秒ぶら下がることが

できるか・・ということを体育でやったらしく、

ソラはクラス男子の中で2番目に長くぶらさがることができました。

本人の自信にはなったようです。




本には言語発達にも効果ありとあったと思いますが、うんていの効果で言語が伸びたかどうかは不明。

あとは、小学校まで毎日続けたので、親の達成感があったかもしれませんね~

「これをやるとソラの言葉の発達に効果がある!」と自己暗示をかけながら取り組んでいました。

 

 

うんていで渡ることはできなくても、3秒、5秒ぶらさがる。10秒ぶらさがる。

などのチャレンジの仕方もありますね。

(加筆:うんていは、30秒くらい一人でぶら下がることができるようにならないと難しいです)

うんていは作らないとしても、棒を買って両端を持ってぶらさがらせることもできますね。

持ったままブランコ的にゆらしたり、移動したら楽しそう。

(棒の太さは、お子さんがぎゅっと充分に握れる細いもの、握力のないお子さんには鉄棒の太さは太すぎますよ~)


過去に読んだ本で、うんていをすることで、

「親指と人差し指を開いて掴む、棒をよく見る。」

ことで、脳の発達、知能の発達によいということを読んだこと。

こちらのサイトから貼り付けます。
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アメリカの専門家グレン・ドーマンが発表した本の中に雲梯(ブレキエーション)が子どもに与える影響としてその効果が記されています。

☆雲梯(ブレキエーション)の効果
腕を伸ばしてぶら下がることにより、背骨を真っ直ぐにし、胸を広げます。胸郭と肺の成長を促し、より成熟した呼吸機能、より多くの酸素が脳に供給されるようになる。手のひらでつかみながら進むことは、手のひらへの感覚の刺激になり、より器用に手が使えるようになる。横棒をつかみながら進むとき、目は毎回つかむ横棒に焦点を合わせる。これは奥行きの認識力と目と手の協調を高め、手先の作業を行う時の集中力を高める。
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池江選手のお母様も、自宅にうんていを設置していたらしい。

読んだ本では、脳障害の子も改善とあって、やってみようと思ったわけです。

我が家のソラは、とても不器用で、

小さいものをつかむとき、親指と人差し指で掴むことをせず、

親指と4本の指でガシっとつかむタイプでした。

発達障害の子には多いようです。

また、クレヨン、えんぴつを持つのもふにゃふにゃで、

握力もつけることができるかと思って、毎日取り組みました。


これで、知能が発達したのか?はわかりませんが、

集中力、というか、手元を見る力はついたと思います。



Amazonでも売っているね。

 

滑り台にもなり、ブランコもついている
 

 

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  別のショップのリンクを追加・編集

 



今は、洗濯物をひっかけたりで重宝しています。

 



ソラを抱っこして、最初は2秒くらいから、徐々に長くしていった感じです。


もし、ソラがADHDで多動な子だったら、部屋にうんていを設置しただろうなあ。

うんていだけじゃなく、部屋を、アスレチックに改造したと思う。

梯子とか、トランポリンとか、

うんていは、縄をかけたら、ぶらんこにもなりそうだよね。

 

我が家はこんなこともやりましたという1例でした。


暑い夏、お家の中でも運動できるような工夫ができると親子のストレスは軽減できますよね。

スペース的に、雲梯は設置できないときは、

 

全部禁止ではなく、

この場所なら、いいよ。という場所を作る。

例えば、

押入れの上段を空けてあげて、下にお布団を重ねて、登って飛び降りる場を作ってあげるなど、

ここは、登ってもいいよ。という場所を家にも作ってあげれるといいのではないかな?

と思いました。(視覚的にわかりやすいように、紙に二重丸を書いて貼り付ける

登って欲しくない棚には、✕を書いた紙を貼り付ける)



では、口角上げていきましょう!

 

上げれないときがあっても大丈夫♪

 

 



 

 


 

 

 

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