スーパーで鯛のあらを買ったら魚コーナーの店員さんに「鯛のあら買ってくれたんですね!ありがとうございます!」と既に買い物カゴに入っているあらに半額シールを貼ってくれて、ラッキー!と思うどうも千秋です。
今日の晩ごはんは鯛のあら炊きに決まり
さて、この間何年ぶりかに京都の鈴虫寺へ行ってきました。鈴虫寺においでって呼ばれているような感覚で行きました
前に行った時の記事。う〜文章が残念(笑)
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鈴虫寺へのアクセスは阪急電車だと大阪梅田駅から河原町線に乗り、桂駅で京都嵐山線に乗り換え、松尾大社駅から徒歩15分ほどのところにあります。
この日はお天気も良くて歩くのがとても気持ち良かったです
松尾大社には寄っていません(笑)松尾大社を正面にして西へ行きます。
鈴虫寺までの道に小さな川があります。川のせせらぎにスゴく癒やされました
歩きながら何年ぶりだろう?懐かしいなぁ。お母さんとも来たな~と思い出していました。大阪からだと大分歩くのでね〜母とは・・・母が60代で行けたのが最後かな。
お寺の入口です。ここから80段の階段を上がりますよ~。石碑の向かいに新しい客殿を建設中のようでした。
駐車場もありましたよ
ご覧いただくとわかるように石の階段なので、特に雨の日は滑らない靴がいい。足が不自由だと登るのは難しいため、誰かに行ってもらって後でお守りをもらうと良きです直接鈴虫寺へ行かなくてもお守りをもらってから京都へ向かって願い事をすればいいからね。
この日は階段の上の方で待ちになっていましたが15分ぐらい待ったら入れました
混んでいるときは1時間待ち、それ以上になることもあります階段の下、先ほどの鈴虫寺の石碑があるより更に下まで行列になることもあります。
ですので、できれば大型連休や土日祝日は避けるといいですね。
階段を登り切ると右に案内板があり、左にお地蔵様が鎮座されています。
お寺の敷地内に入ると左に本殿、前方に客殿があり、私たちは客殿へ案内されます。拝観料は500円です。
客殿の中に案内されると広い和室にテーブルがあり、座布団が敷かれています。お姉さんに指定された席へ座ります。足は崩されて大丈夫ですよ
客殿内は撮影禁止なので撮れませんが、水槽(虫かご??より頑丈そうだから水槽じゃないかと思うんだけどな。違うかな?)が4つほどあり、鈴虫が約2,000匹飼育されています。だから1つの水槽に500匹?!
ん〜オスの出す「リーンリーン」という音に癒される虫が苦手なので見たくないけれど
そして時間になったらお坊さんの法話を30分ほど聞けます。
皆さんはどこから来られましたか~?とお坊さんが聞いていきはります。
「大分」「鹿児島」「熊本」「群馬」「埼玉」「三重」「愛知」「兵庫」「京都」と言われました。
皆スゴいな遠度はるばる
法話は年によって話す内容が違うのですが、今回は即今只今でした。そっこんただいま。
禅の言葉であり、普段は使わないですね。私も初めて聞いた言葉です
即今只今とは、過去や今という瞬間は2度と戻れない。生命の真実は今をおいて他にはない。今を大切に生きなさい。という意味です。
どうですか?今この瞬間を大切にできていますか?
私たちは健康なとき、健康のありがたみはわからないものですが、健康でないときにはじめて、健康のありがたみに気づく。
そして私たち人はなにかを失ってから、当たり前にあるものは実は、当たり前ではないことに気づかされますね。
またせっかくご縁があり、皆さん今日、この時間に鈴虫寺に参られました。普段は人の目を気にして見えておられないでしょうが、今はなによりも自分と向き合う時間にして欲しいのです。
人からの評価や期待を考えるよりも自分が人生でどうしたいのか。それが1番大切なことなのです。人生には限りがありますのでね。
さて、ワラジを履いたお地蔵様が皆さんのおうちへ1軒、1軒、歩いて願いを叶えに行ってくださいます。
幸福守の中にはお地蔵様が入っておられます。「幸」の部分はお地蔵様の頭の部分なので、幸の字が手にかぶらないようにして、住所と名前を必ず言ってから1つだけ、具体的なお願いをしてください。とのことでした。
幸福守は1つ300円です。結構女の人の財布に入ってたりする幸福守。有名なんですね~
私がグッときたことは、40年ほど生きてきてやっと、法話が腑に落ちるようになったなと。
10代20代で今回の法話を聞いても腑に落ちていなかったと思います。若いと「ふ〜んそんなものなのか~。」「当たり前じゃないそんなこと。」と受け止めていたかなぁ。
経験を積むと様々な背景があり、つい他人からの目を気にしてしまう。そうか。人生ってのはなによりも自分がどうしたいかなんやね。ってね改めて思いました。
そしてやはり、階段下に新しい客殿を建設中とのことです。鈴虫寺ができて300年経ち、今の客殿を建て直すため、新しい客殿を建設しているところなのだそうです。
客殿から出て順路の中庭と奥から見た景色です。黄砂で山がボヤケてしまっていますが、天気のいい日は山がハッキリご覧いただけます。
さぁ、私はなにを願おうか。そうかやっぱりそうか鈴虫寺へ来る前と少し、願いが変わっていました。
コロナ前はお茶とお茶菓子を法話を聞きながらいただいて良かったのですが、お茶は出さず、お菓子はお持ち帰りください。になっていました。日常が戻ることを願うばかりです。
さて、鈴虫寺はいかがでしたでしょうか?なにか叶えたいことがあればあなたにも行っていただきたいパワースポットのひとつです。
私の文章よりも法話を直接、心を穏やかに聞いていただけると幸いです。
あなたのご多幸をいつも願っています。
ではまた〜